
チェルシーは16日、ブライトンから加入したエクアドル代表MFモイセス・カイセドが背番号「25」を着用することを発表した。
去就に注目が集まっていたカイセドは自身の希望もあって最終的には、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、1億ポンド(約186億円)に1500万ポンド(約28億円)の追加オプションが付随した総額1億1500万ポンド(約214億円)でチェルシーに加入。2031年6月30日までとなる8年契約に1年の延長オプションが付随した長期契約を締結したことが明らかになっている。
新天地での背番号は明らかになっていなかったが、カイセドはブライトン時代と同じ「25」を選択。なお、チェルシーで最後に背番号「25」を着用したのはクラブのレジェンドとしてファンから愛されている元イタリア代表FWジャンフランコ・ゾラ氏で、同氏以降は非公式ながらクラブで唯一永久欠番扱いにもなっていた番号だが、新加入のカイセドが着用することが決まった。
カイセドはクラブ公式サイトで、背番号「25」を選択した理由について説明しながら、ゾラ氏には同背番号を着用していいか確認をとったことも明かした。
「この番号をつけることができてとても誇りに思っている。ジャンフランコ・ゾラと話もして彼からは承認ももらった。この番号がどれほどの意味を持っているかは知っている。でも、僕にとっても家族にとっても特別な番号であるから、これを選んだ。この番号を背負ってチェルシーでたくさんの思い出を作りたいと思う!」
また、ゾラ氏も「やあ、モイセス!メッセージをありがとう。それが私にもたらしたのと同じように君にも多くの喜びをもたらすことを願っている。幸運を祈る、ジャンフランコ」と新加入のカイセドに激励のメッセージを送っている。