ナポリ、在籍7年目を迎える左SBマリオ・ルイと新契約を締結! 2026年夏まで

 ナポリは14日、同クラブに所属しているポルトガル代表DFマリオ・ルイとの新契約締結を発表した。新契約期間は2026年6月30日までと伝えられている。

 イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、今夏のマーケットにおいてM・ルイのもとには欧州の複数クラブからのオファーが舞い込んでいたいたという。M・ルイはオファーを前向きに検討したものの、最終的にはナポリ残留を決断。元々2025年6月30日までとなっていた契約を1年間延長することで合意した。

 M・ルイは1991年5月27日生まれの現在32歳。母国の名門スポルティングのアカデミー出身ながら、トップチーム昇格を待たず、2008年夏にバレンシアのBチームに加わった。その後はベンフィカを経て、ポルトガル2部のファティマでトップチームデビュー。2011年夏にパルマへ加入すると、その後はイタリア一筋でプレーしている。2度のレンタル移籍を経て2014年夏にエンポリへ完全移籍を果たすと、その後2シーズンにわたって不動の左サイドバックとして活躍。2016年夏にはローマへレンタル移籍加入した。ローマでは負傷の影響もあって安定した出場機会を得られず、完全移籍へと切り替わった翌年夏にナポリへレンタル移籍。シーズン序盤はベンチを温めることも多かったが、徐々にマウリツィオ・サッリ監督(現:ラツィオ)の信頼を掴み、公式戦30試合のピッチに立って2ゴールを挙げた。

 2018年1月に完全移籍でのナポリ加入が決定。その後は主力の1人としてナポリの左サイドを支えており、2019-20シーズンにはコッパ・イタリア制覇に貢献した。昨シーズンは負傷に悩まされながらも、セリエAで22試合のピッチに立ち7アシストをマーク。ナポリにとって33年ぶり3度目のスクデットを経験した。これまでナポリでは6シーズンにわたってプレーし、公式戦通算199試合出場3ゴール24アシストを記録している。

 また、2018年3月にはポルトガル代表デビューを飾った。UEFAネーションズリーグ2018-19では優勝メンバーの1人となり、これまで通算12試合に出場している。

 2022-23シーズンのセリエAを制したナポリは、今夏にクラブを栄冠へ導いたルチアーノ・スパレッティ監督が1年間の休養を目的として指揮官の座から退任。かつてローマで指揮を執ったリュディ・ガルシア氏を新監督として迎え入れていた。2023-24シーズンのセリエAは19日に開幕を迎え、ナポリは同日に敵地で昇格組のフロジノーネと対戦する。

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