マグワイアのウェストハム行きに暗雲…マンUと選手間の問題が原因か

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)に所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアのウェストハム移籍が破談になる可能性があるようだ。15日、イギリス複数メディアが伝えている。

 現在30歳のマグワイアは、昨季リーグ戦の先発出場はわずか8試合とエリック・テン・ハフ監督の下で序列を落とし、昨季まで務めていた主将も今季よりポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスに変更。さらに、イングランド代表監督のガレス・サウスゲート監督から現状のままだと代表に招集できない旨を伝えられていることも相まって、移籍の可能性が指摘されており、移籍金3000万ポンド(約55億4000万円)でのウェストハム行きが近づいていると報じられていた。

 報道ではクラブ間では大筋で合意しており、近日中に話がまとまると見られていた。しかし、マンUとマグワイアの間で行われている交渉が停滞。『ガーディアン』によれば、これに対しウェストハム側が苛立ちを募らせ、センターバックの代替案を模索し始めたという。具体的な案として、レヴァークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ターとコートジボワール代表DFオディロン・コスヌらが挙がっているようだ。

 このままいくと、マグワイアのウェストハム移籍が破談になる可能性もあるようだが、マンU側は依然として移籍を実現させ、同選手の現金化を目論んでいるとのこと。一方『talkSPORT』は、テン・ハフ監督はそれぞれのポジションで高いレベルの競争が生まれることを望んでおり、マグワイアにも戦う意思があれば残留を認める方針であることを指摘している。

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