マンCがパケタ獲得に本腰? ウェストハムへ2度目の入札を準備か…選手本人は移籍を熱望

 マンチェスター・シティが、ウェストハム所属のブラジル代表MFルーカス・パケタの獲得に向けた動きを強めているようだ。14日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 昨シーズンにイングランド勢24年ぶりとなる“トレブル”を達成したマンチェスター・シティは、今夏の移籍市場でクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチと同DFヨシュコ・グヴァルディオールという即戦力2名の獲得に成功。しかし、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)とアルジェリア代表FWリヤド・マフレズ(アル・アハリ)の退団を受け、攻撃のオプションを強化するべく前線の補強に乗り出す可能性があるという。

 今月に入り関心が明らかになったのが、ウェストハムで攻撃の中心的役割を担っているパケタ。ミランやリヨンでのプレーを経て、昨年夏にプレミアリーグにやって来た25歳は、昨シーズンの公式戦41試合に出場し5ゴール7アシストをマーク。チームのヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)制覇の原動力となった。マンチェスター・シティは既に総額7000万ポンド(約129億円)のオファーを口頭で提示したものの、ウェストハムに拒否されたことが報じられている。

 今回の報道によると、マンチェスター・シティは引き続きパケタの獲得を狙っており、近日中に2度目のオファー提示に踏み切る可能性が浮上しているという。具体的な金額は明らかになっていないが、7000万ポンド(約129億円)の固定費に1000万ポンド(約18億円)のアドオンを加えた総額8000万ポンド(約148億円)程度での入札が検討されているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、マンチェスター・シティが新たな入札を準備していることを強調しつつ、「ウェストハムとのクラブ間交渉の進展が予想される」と指摘。また、同氏によると、パケタ本人はマンチェスター・シティへの移籍を熱望しており、既に個人的な条件で合意に達しているようだ。

 なお、ウェストハムはパケタの売却を望んでいないものの、今夏の流出に備えた動きも見せているという。ロマーノ氏によると、同クラブはアヤックス所属のガーナ代表MFモハメド・クドゥスをパケタの代役としてリストアップしており、既に選手側との交渉を開始しているようだ。

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