ローマ、PSGから中盤2選手を獲得へ! R・サンチェス&パレデスの加入が決定的に

 ローマが、ともにパリ・サンジェルマン(PSG)所属のポルトガル代表MFレナト・サンチェスとアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスの獲得に近づいているようだ。14日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 報道によると、ローマとPSGとの交渉は順調に進行しており、R・サンチェス、パレデスともに近日中の契約締結が決定的となったようだ。両選手は現地時間8月15日火曜日の正午までにイタリアの首都に到着する見込みで、同日中にメディカルチェックが予定されているとのこと。なお、R・サンチェスは買い取りオプションが付随したレンタル移籍、パレデスは完全移籍での加入になると報じられている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、R・サンチェスのレンタル料として100万ユーロ(約1億6000万円)がPSGに支払われ、買い取りオプションの金額は1500万ユーロ(約24億円)に設定されているという。また、同選手が2023-24シーズンの公式戦の60パーセントに出場した場合、1500万ユーロ(約24億円)の買い取り義務が発生する構造になっているようだ。

 また、パレデスについては2025年6月末までの2年契約を締結する見込みで、1年間の延長オプションも付随するとのこと。PSGに支払われる移籍金は、400万ユーロ(約6億3000万円)程度と伝えられている。

 現在25歳のR・サンチェスはベンフィカの下部組織出身で、2015年10月にトップチーム昇格。ポルトガル代表の一員として臨んだEURO2016で優勝に大きく貢献すると、同年夏にわずか18歳にしてバイエルン加入を果たした。その後は伸び悩んだものの、2019年夏に加入したリールで主力として活躍し、2020-21シーズンのリーグ・アン制覇にも貢献。PSG加入初年度となった昨シーズンは公式戦27試合に出場したが、スタメン起用は8試合に留まった。

 また、現在29歳のパレデスはボカ・ジュニオルスでプロデビューを飾り、複数回のレンタル移籍を経て2015年夏にローマに加入した。その後はエンポリやゼニト(ロシア)を経て、2019年1月にPSGに完全移籍。2021-22シーズンまでの約3年半で公式戦通算117試合に出場し、3度のリーグ・アン制覇を含む合計9つのタイトルを獲得した。昨シーズンはレンタル先のユヴェントスで公式戦通算35試合に出場。また、FIFAワールドカップカタール2022では、アルゼンチン代表の優勝に貢献した。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)