バイエルン、マンCの控えGKオルテガの獲得を検討か…既に選手側と交渉開始?

 バイエルンが、マンチェスター・シティ所属のドイツ人GKシュテファン・オルテガ・モレノの獲得を検討しているようだ。14日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在30歳のオルテガは母国のビーレフェルトで頭角を表し、昨年夏にフリートランスファーでマンチェスター・シティに加入した。ブラジル代表GKエデルソンのバックアッパーとして、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)での出場機会は限られたものの、カラバオカップとFAカップでは全試合にスタメン出場。チームのイングランド勢24年ぶりとなるトレブル達成に大きく貢献した。

 そんなオルテガにバイエルン移籍の可能性が浮上しているようだ。同クラブを巡っては、昨年12月に腿部骨折の大けがを負ったドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの離脱が続いており、2023年中の戦列復帰が困難であるとも報じられている。また、ノイアーに代わって昨シーズン後半戦で正守護神を務めたスイス代表GKヤン・ゾマーが今夏にインテルへ完全移籍。GKが手薄な状態となっているため、今夏の移籍市場では“戦力補充”に動くと見られている。

 直近ではスペイン代表GKケパ・アリサバラガへの関心が明らかになっていたものの、同選手はベルギー代表GKティボー・クルトワが重傷を負ったレアル・マドリードへのレンタル移籍が決定。ターゲットの変更を余儀なくされたバイエルンは、新たにオルテガを獲得候補リストの上位に据え、選手側との交渉を開始したようだ。報道によると、バイエルンは1月の移籍市場でもオルテガの獲得を検討していたとのことで、それ以来動向を注視し続けているという。

 なお、マンチェスター・シティ側は、オルテガのこれまでのパフォーマンスを非常に高く評価しており、2025年6月末までとなっている契約期間の延長を検討しているという。バイエルンが正式オファーを提示するか否かは現時点で定かではないが、交渉の鍵を握るのはオルテガ本人の決断になると『スカイスポーツ』は指摘している。

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