マンU、“2人目”のオナナ獲得を検討?…中盤強化に向け21歳のベルギー代表MFに関心か

 マンチェスター・ユナイテッドが、エヴァートン所属のベルギー代表MFアマドゥ・オナナに関心を寄せているようだ。14日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 エリック・テン・ハフ体制2年目でのさらなる飛躍を期すマンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ、イングランド代表MFメイソン・マウント、デンマーク代表FWラムラス・ホイルンドの実力者3名を獲得。現地時間14日に行われたプレミアリーグ開幕節では、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)を1-0で下し、白星スタートを飾っている。

 そんなマンチェスター・ユナイテッドがかねてから着手しているのが、守備的MFの補強。これまでバイエルン所属のドイツ代表MFレオン・ゴレツカやフィオレンティーナ所属のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトらへの関心が報じられているが、いずれの選手との交渉も具体的な進展は見られていない。

 今回の報道によると、ブラジル代表MFフレッジがフェネルバフチェへ完全移籍したこともあり、現在マンチェスター・ユナイテッドは守備的MF確保に向けた動きを強めているとのこと。そうしたなかで関心が明らかになったのが、屈強なフィジカルを誇る21歳のベルギー代表MFオナナだ。昨年夏にエヴァートンに加入した同選手は、すぐさまボランチの主軸に定着し、昨シーズンのプレミアリーグで33試合に出場。チームの残留に大きく貢献した。

 ステップアップの可能性が浮上しているオナナだが、エヴァートンは今夏の移籍市場での売却には消極的だという。仮に放出に踏み切る場合にも、リールからの獲得時に費やした3300万ポンド(現在のレートで約61億円)以上を要求することが確実で、5000万ポンド(約92億円)以下での獲得は困難であると『ガーディアン』は指摘している。

 アーセナルがイングランド代表MFデクラン・ライス、チェルシーがエクアドル代表MFモイセス・カイセドを獲得するなど、プレミアリーグの“ライバル”たちは一線級の守備的MFの確保に成功している。果たしてマンチェスター・ユナイテッドは、実際にオナナの獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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