
ヘタフェを率いるホセ・ボルダラス監督が、13日に行われたラ・リーガ開幕節バルセロナ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
昨シーズン終盤に2年にクラブに帰還したボルダラス監督が率いるヘタフェは、13日に行われたラ・リーガ開幕節でバルセロナと対戦した。インテンシティの高さや狡猾さなど徹底されたスタイルを90分間やり通して、“王者”とスコアレスドロー。また、シャビ監督に対するレッドカードも含め計3人の退場者が出ている。
まず、ボルダラス監督は「満足している。逆境にもかかわらず、大きなライバル相手に素晴らしい試合をした。我々はその仕事を称えなければならない」と強調。続けて「ハイメ(・マタ)が退場するまでは数的有利で、優位に立てていた。敵陣でプレーし、試合に勝つ良いチャンスもあっただけに残念だ。ただ、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。ポジティブな結果を残している」と王者相手に得た勝ち点1に言及した。
またボルダラス監督は、レフェリングに対する不満を露わにしているシャビ監督に苦言。同指揮官は「審判を批判するべきではないよ。我々にも多くのカードが出されたが、それが有利になったとは思わない。この試合で最も暴力的なプレーはバルセロナによるものだった」としつつ、「批判によって、私の選手たちの良いプレーをカモフラージュしようとしている。私は敗北や引き分けを相手のプレースタイルで正当化しようとは思わない。失礼なことだ」と呈している。
開幕黒星スタートを避けることに成功したヘタフェの次戦は20日、敵地でジローナと対戦する。