“逆襲”リヴァプールのキーマンとなるか?…“新8番”ソボスライが闘志「準備はできている」

 リヴァプール所属のハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが、新シーズンに向けた意気込みを語った。12日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 昨シーズンは主力選手の相次ぐ負傷離脱の影響もあり、序盤から苦戦が続いたリヴァプール。プレミアリーグでは最終盤に驚異的な追い上げを見せ、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の5位に食い込んだものの、7シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。2023-24シーズンは、欧州最高峰の舞台への返り咲き、そして4シーズンぶりのプレミアリーグ制覇を目指す戦いとなる。

 活躍に期待が寄せられているのが、ライプツィヒから7000万ユーロ(約111億円)で獲得した22歳のソボスライ。ハンガリー代表の若き“司令塔”は、2シーズンを過ごしたライプツィヒで公式戦通算91試合に出場し22ゴール20アシストをマーク。DFBポカール連覇にも大きく貢献した。リヴァプールでは、クラブの“レジェンド”でもある元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード氏が長く背負っていた「8番」を継承する。

 リヴァプールは現地時間13日、敵地『スタンフォード・ブリッジ』にてチェルシーとのプレミアリーグ開幕節に臨む。公式戦デビューが濃厚と見られているソボスライは「選手たちは本当に温かく出迎えてくれたし、初日から助けてくれた。とても感謝しているよ」と加入直後を振り返りつつ、新天地での1年目に向けた意気込みを次のように示した。

「このクラブと契約した時、最初の瞬間から準備はできている。だからこそ、僕はここに来た。チームとファンを助けるため、そして前のシーズンを終え、再びトロフィーを獲得するためにここに来たんだ。トレーニングでも試合でも常にベストを尽くそうとしている。チェルシー戦でもベストを尽くせることを願っているよ」

「もちろん、プレミアリーグは世界最高のリーグだし、リヴァプールは世界最高のクラブの1つだ。だからこそ、僕はここに来た。このクラブで多くのことを達成したいと思っている。本当に楽しみだし、チーム全員で数試合をプレーしたプレシーズンを終えて、新たなシーズンをスタートすることにとても興奮しているよ」

 第1節屈指の好カードとなったチェルシーvsリヴァプールの一戦は、日本時間の14日午前0時30分にキックオフを迎える。

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