神谷そらがPOでの惜敗に涙「これからも自分のゴルフを貫きます」

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日◇13日◇軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)◇6702ヤード・パー72>

最後の最後まで果敢に攻め続けた。プレーオフの惜敗で涙を流したルーキーは、目元を拭ったあと、スッキリとした笑顔を見せた。
2日目にトーナメントコースレコードとなる「61」をマークした神谷そらは、トータル10アンダー・2位タイで最終日に挑んだ。勢いそのままに攻め続け、7バーディ・1ボギーでラウンド。最終18番のバーディ奪取で、単独首位を走っていた菅沼菜々に追いつきプレーオフに持ち込んだが、2ホール目に神谷ボギー、菅沼パーで決着がついた。

「きょうはプレーオフにまで行くなんて思ってもいませんでした。負けたことは悔しいけど、楽しめたかなとは思います」

今季「フジサンケイレディス」で初優勝。そのときは「初めての優勝争いで、よく分からないうちに勝っていた感じ」だったという。その後、優勝することの大変さに気がつき、調子が上がってこないなかでの、今大会でのプレーオフだった。

ただ少し残念だったのは、18番ホールに苦手イメージを持っていたこと。正規のラウンドでは見事バーディを獲ったのだが、「ここでプレーオフかぁ」と気後れした。それが表面化したかのように、ティショットをプレーオフ2ホールともラフに入れてしまった。こうした苦手意識の克服は、これからの課題になるだろう。

それでも「初日が1オーバーで、そこから2日目、3日目でここまで追い上げたのは、よくできたと思います。ショットもパットも修正できてきているので、次週からも自分のゴルフを貫いていきます」と初優勝時からの成長を実感している。

今大会での惜敗は、神谷をさらに強くさせたはず。平均ドライビングディスタンス1位(258.91ヤード)の飛ばしを武器に、これからも攻めるゴルフで2勝目を狙っていく。(文・河合昌浩)

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