久保建英が2季連続の“開幕弾”! ソシエダ指揮官はさらなる成長を確信「疑いの余地はない」

 レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、同クラブ所属の日本代表MF久保建英について言及した。12日、スペイン紙『エル・デスマルケ』がコメントを伝えている。

 ラ・リーガ第1節が現地時間12日に行われ、レアル・ソシエダはホームにジローナを迎えた。右サイドの攻撃的ポジションで先発出場を飾った久保は、開始直後の5分にアイヘン・ムニョスのクロスにダイレクトで合わせ、いきなり今シーズン初ゴールを記録。チームはその後72分に同点弾を献上し、1-1の引き分けに終わったものの、2シーズン連続で開幕戦ゴールを奪った久保は、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。

 この試合の得点により、久保のラ・リーガ通算でのゴール数は「16」に到達。データサイト『Opta』によると、この数字はかつてエイバルやアラベスでプレーした乾貴士(現:清水エスパルス)に並ぶ、同リーグにおける日本人最多得点記録となっているようだ。得点シーン以外でも随所で好プレーを披露した久保は、『エル・デスマルケ』の採点で、スペイン人MFブライス・メンデスに次いで高い10点満点中8点という高評価を受けている。

 開幕戦から存在感を放ち、今後の活躍への期待も大きく膨らむこととなった久保。試合後にインタビューに応じたレアル・ソシエダのアルグアシル監督は、「久保がさらに優れた選手になるためには何が必要か」との質問を受けると、次のように回答し、さらなる活躍へ期待を寄せた。

「もっと働き続け、より多くの数字を残し続け、自分の持っているもの以上を発揮し続け、もっとゴールに向かい続けることだ。彼が既にやっている良いことを、さらにやり続けることが重要だ。しかし、彼がそれをすることに疑いの余地はない。なぜなら、彼自身がそれを望んでいるからだ。非常に優れたプレーヤーたちに囲まれ、素晴らしい瞬間を過ごしていると思うよ」

 次節、ホーム連戦となるレアル・ソシエダは現地時間19日にセルタと対戦する。

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