「やりきれなかった」初のW杯の舞台 浜野まいかの決意「自分が勝たせられるように」

 FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023準々決勝が11日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はスウェーデン女子代表に1-2で敗れ、敗退となった。

 大会開幕直前に左肩を負傷し、別メニューなども経験した中、後半アディショナルタイムの92分にピッチに立ち、今大会初出場となった浜野まいかは試合後、「この試合以外のグループステージであったり、胸を張ってこのチームに貢献できているかっていうと、自分自身わかっていなくて」と、涙をこぼしながら正直な気持ちを吐露。「アディショナルタイム10分間の中で自分のプレーを出そうと思ってプレーしましたけど、やりきれなかったっていうのが正直な思いです」と、苦い結果となったワールドカップでの初の試合を振り返った。

 2004年5月生まれで19歳の浜野は今回のチーム最年少。「このような素晴らしいチームで、このような選手たちとプレーできたことを自分はとても誇りに思います」と殊勝に話し、「自分がチームを勝たせられるように、少しの細かい部分であっても、突き詰めてやっていきます」と決意を示している。

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