マンU、バイエルンDFパヴァール獲得を検討か…退団噂のマグワイアの後釜に指名?

 マンチェスター・Uが、バイエルン所属のフランス代表DFベンジャマン・パヴァールの獲得を検討しているようだ。9日、イギリス紙『デイリーメール』やドイツ紙『ビルト』などが伝えている。

 現在27歳のパヴァールはリールとシュトゥットガルトでのプレーを経て、2019年夏にバイエルンに完全移籍加入を果たした。初年度から主力として3冠(ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、DFBポカール)達成に貢献すると、その後もセンターバック(CB)と右サイドバック(SB)を主戦場に最終ラインの主軸として活躍。在籍4年目の昨シーズンも公式戦通算43試合の出場で7ゴール1アシストという成績を残した。

 パヴァールとバイエルンとの現行契約は2024年6月末まで。クラブ側はかねてから契約延長を打診しているものの、選手側との交渉は難航。パヴァール本人が今夏のバイエルン退団を希望しているとの報道もあり、その去就には大きな注目が集まっている。

 そんなパヴァールに対し、マンチェスター・Uが具体的な関心を寄せているようだ。同クラブを巡っては、2019年夏から在籍しているイングランド代表DFハリー・マグワイアのウェストハム移籍が噂されており、既に3000万ポンド(約55億円)の移籍金で合意に達したとも報じられている。マンチェスター・Uは同選手の後釜を確保し、最終ラインに厚みを持たせいたいと考えており、高いユーティリティー性を誇るパヴァールに白羽の矢を立てたようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、選手本人はマンチェスター・Uへの移籍を前向きに検討しているという。

 なお、マンチェスター・Uはパヴァールのほかに、リール所属のフランス代表DFジャン・クレール・トディボとレヴァークーゼン所属のブルキナファソ代表DFエドモン・タプソバの獲得も検討しているとのこと。ロマーノ氏によると、マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督は、近日中に“本命候補”を決定する見込みだという。

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