チェルシー、リーズの米代表MFアダムズ獲得に迫る…約37億円の契約解除条項を発動か

 チェルシーが、リーズ所属のアメリカ代表MFタイラー・アダムズの獲得に近づいているようだ。10日、『アスレティック』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 現在24歳のアダムズはニューヨーク・レッドブルズの下部組織出身で、2016年にトップチーム昇格を果たした。2019年1月にライプツィヒに移籍すると、以降3年半に渡って主力として活躍し、公式戦通算103試合の出場で2ゴール4アシストをマーク。リーズに加入し迎えた昨シーズンは、ハムストリングの負傷でシーズン最終盤を棒に振るも、最終的に公式戦通算26試合に出場した。

 ボランチの主力としてリーズを牽引したアダムズだが、チームが2部降格の憂き目に遭ったことから、2027年6月末の契約満了を待たずしての退団の可能性が浮上。今夏の移籍市場で中盤の補強を画策しているチェルシーからの具体的な関心が明らかになっていた。

 今回の報道によると、チェルシーはアダムズとリーズとの現行契約に付随していた2000万ポンド(約37億円)の契約解除条項を発動した模様。今後24時間以内にメディカルチェックが実施され、チェルシーとの契約が締結される見込みだという。また、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、選手本人との個人的な条件についても既に合意が成立しているようだ。

 今夏の移籍市場では、昨シーズンまでの主力選手を大量に放出し、若手選手を中心とした補強を敢行しているチェルシー。ここまでフランス代表FWクリストファー・エンクンクやスペイン代表GKロベルト・サンチェス、フランス代表DFアクセル・ディサシら合計6名の新戦力を獲得している。

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