「ビッグスコアは出ていない」古江彩佳は冷静にリーダーボードを見ながらのプレーで4差発進

<AIG女子オープン 初日◇10日◇ウォルトン・ヒースGC(イングランド)◇6881ヤード・パー72>
 
400ヤードを超えるパー4が7つあり、コースの全長が6881ヤードと長い今大会。米ツアーでのドライビングディスタンスは246.87ヤードで142位と飛ぶ方ではない古江彩佳だが、持ち前のショット力とボギーを簡単に打たないマネジメントでパープレーにまとめ、今季最後のメジャーを33位タイで発進した。
3番でバーディを先行させるも7番をボギーとして、イーブンパーで折り返した。その後、15番までパーを並べ、16番パー5でバーディを奪ってアンダーへ。だが、18番ではドライバーでのティショットを曲げてセカンドは「無理するところではない」とレイアップ、ボギーとなってしまった。これには「ピンも簡単ではないところに切ってあったし、ドライバーを曲げたぶん仕方がない」と受け入れている。
 
「ショットは全体的に良かった」と言うように、フェアウェイキープは15ホール中14回。12ホールでパーオンした。グリーンを外したホールも「悪い方に外さなかったぶんパーセーブできた」と内容には満足している。31パットだったグリーン上にも「パターも良かった」という。
 
プレー中はボードを確認しながらプレーし「あんまりビッグスコアは出ていない。耐えながら頑張れたらと」と、13番から続く後半の長いパー4もすべてパーで切り抜けた。時折、突風が吹く難しいコンディションのなかで、トップとは4打差と、上位が狙える位置で初日を終えることができた。
 
「自信を持って上を見て、また頑張れると思う。少しでもアンダー目指せたらいい」。今季ここまでメジャー4戦ですべて予選を突破し、「KPMG全米女子プロ」と「全米女子オープン」では、最終日の猛追でトップ10に入った。最後のメジャーも、このまま上位で進めば十分にチャンスがある。

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