チェルシー、19歳MFラヴィア争奪戦に参戦…リヴァプールより好条件を提示か

 チェルシーが、本格的にサウサンプトンに所属するベルギー代表MFロメオ・ラヴィアの獲得に動き出したようだ。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在19歳のラヴィアはアンデルレヒトのアカデミーから2020年7月にマンチェスター・Cの下部組織に加入した。2021年9月にはトップチームデビューを果たし、通算2試合に出場したものの、出場機会を求めて2022年7月にサウサンプトンに完全移籍。2022-23シーズンはプレミアリーグで29試合出場で1ゴールを記録した。

 サウサンプトンが降格したことも影響して、今夏の移籍市場で去就に注目が集まっているラヴィアには、リヴァプールやマンチェスター・Uなどが関心を寄せていることが明らかになっており、特にリヴァプールはこれまで3度のオファーを提示。最大4500万ポンド(約82億円)まで上乗せしたものの、5000万ポンド(約91億円)を要求しているサウサンプトンに拒否されたことが報じられている。

 そんななか、かねてより関心を示していることが伝えられていたチェルシーも本格的にラヴィア獲得に動き出したという。報道によると、リヴァプールを上回る4800万ポンド(約88億円)のオファーを提示した模様で、サウサンプトンの要求額には達していないが、今後24時間以内に交渉が大きく進展する可能性があるようだ。

 なお、今夏にフランス代表MFエンゴロ・カンテやクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、イングランド代表MFメイソン・マウントなど多くの中盤の選手を放出したチェルシーは、ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドに動いていることが明らかになっているが、移籍市場が閉幕するまでに2選手を中盤に加えたいと考えていることから、同選手の交渉に関係なく、ラヴィアの獲得に動いていることが伝えられている。

 そのほか、チェルシーはリーズに所属するアメリカ代表MFタイラー・アダムズにも興味を寄せていることが明らかになっているが、果たして争奪戦を制してラヴィアを獲得することはできるのだろうか。

記事中の名前表記に一部誤りがございましたので訂正いたしました(10日16時16分)。

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