いざプレミア2年目へ!…“ゼロからのスタート”を前に三笘薫が決意「結果を出さなければならない」

 ブライトンに所属する日本代表FW三笘薫が、新シーズンに向けた意気込みを語った。9日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 現在26歳の三笘は2021年夏に川崎フロンターレからブライトンに加入し、ベルギーへの1年間のレンタル移籍を経て、昨年夏に復帰した。プレミアリーグ挑戦初年度となった昨シーズンは、中盤戦から左ウイング(WG)の主力に定着し、公式戦通算41試合の出場で10ゴール8アシストをマーク。持ち前の鋭いドリブル突破を武器に躍動し、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得やFAカップ準決勝進出に大きく貢献した。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームの中心選手として、世界各国のスターが集うプレミアリーグで大きな存在感を放った三笘。間も無く開幕を迎える2023-24シーズンに向けて「新たな選手が加入し、新たな競争が始まります。また、ゼロからのスタートです」と気を引き締めた26歳の日本代表戦士は、プレミアリーグ2年目に向けた意気込みを次のように示した。

「自分のプレーでチームを引っ張らなければならないことは理解しています。僕は結果を出す必要があるポジションでプレーしているので、毎試合どのように評価されるかということが重要です。昨シーズンの初めの頃と変わりません。自分自身を証明し、確立する必要がありました。このことは変わっていませんが、要求はさらに高くなっています。その要求に応えるために、結果を出さなければならないと感じています」

 三笘の所属するブライトンは、今夏の移籍市場でブラジル人FWジョアン・ペドロや、ドイツ代表MFマフムド・ダフード、元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーら実力者を獲得。新戦力たちの活躍にも大きな期待がかかっている。三笘は「彼ら(新加入選手)は退団した選手たちとは異なる特徴を持っています」とコメントしたうえで、“共闘”への意気込みを次のように示した。

「僕自身が最高の能力を発揮できるように努めながら、同時に彼らにも最高の能力を発揮してもらえるようにしなくてはいけません。まだまだ改善すべき点はあるので、最後の準備期間で取り組んでいきたいですね。彼らはそれぞれの特徴を持っているので、どのようにボールを受けたいか、みんなでどのように戦うかを考えながらプレーしていきたいです。彼らの能力を最大限に活かすことができれば、昨年以上のプレーができると思います。チームは時間の経過とともに良くなっていくでしょう」

 ブライトンは現地時間8月12日に行われるプレミアリーグ開幕節で、昇格組のルートン・タウンを本拠地『アメックス・スタジアム』に迎える。

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