チェルシー、ブライトンとの交渉が前進? 開幕前のカイセド獲得に期待か

 チェルシーは、ブライトンからエクアドル代表MFモイセス・カイセドを獲得することに自信を深めているようだ。9日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 今夏、フランス代表MFエンゴロ・カンテやクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、イングランド代表MFメイソン・マウントなど多くの中盤の選手を放出したチェルシーは、トップターゲットとしてカイセドをリストアップし、すでに同選手とは個人合意に至っていると見られている。

 しかし、ブライトンとのクラブ間交渉が難航。これまで4度のオファーを提示しているものの、最大総額8000万ポンド(約146億円)となるオファーも1億ポンド(約183億円)を要求しているブライトンに拒否されたことが明らかになっている。

 それでも、プレミアリーグ開幕が迫っているなか、すでに妥当と感じられる金額が提示されているにもかかわらず、オファーを受け入れていないブライトンにカイセドは不満を表明している模様で、6日に行われたラージョ・バジェカーノとの親善試合で突如メンバー外に。公式では負傷が理由と伝えられたものの、選手関係者は欠場の理由はケガではないことを明確にしているほか、移籍するために翌日の練習も欠席しており、退団を強行しようとする姿勢を示していることが報じられている。

 このような状況から、チェルシーは再オファーの準備を進めていることが伝えられていたが、今回の報道によると、今週行われた交渉で状況は進展。依然として合意には達していないものの、チェルシーとしては13日に行われるリヴァプールとのプレミアリーグ開幕節に間に合うように契約が成立することに期待を寄せているようだ。

 今冬から去就に注目が集まっているカイセドだが、果たして今夏チェルシーに移籍することになるのだろうか。

externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)