チェルシー、新主将はR・ジェームズに決定! 生え抜きの23歳が念願の就任

 チェルシーの新キャプテンはイングランド代表DFリース・ジェームズに決定した。9日、クラブ公式サイトが伝えている。

 チェルシーのキャプテンは2019-20シーズンからスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが務めてきたが、今夏に退団してアトレティコ・マドリードに加入した。これにより、今夏のプレシーズンではR・ジェームズやブラジル代表DFチアゴ・シウヴァなどがキャプテンマークを巻いて出場していたが、今回正式にR・ジェームズが新キャプテンに就任することが決定した。

 1999年12月8日生まれで現在23歳のR・ジェームズは、6歳からチェルシーに所属する下部組織出身選手。2018-19シーズンにレンタル移籍したウィガンで主力として活躍し、19-20シーズンからチェルシーに復帰した。2019年9月にトップチームデビューを果たすと、ほどなくして右サイドバックのレギュラーを勝ち取り、これまで公式戦通算147試合出場で11ゴール20アシストを記録。チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップなどの優勝に貢献してきた。

 昨年9月には2028年6月30日までとなる長期契約を結んでいた同選手は、少年時代からのファンであるクラブのキャプテンをいつかは務めたいと明かしていたが、今季から正式に務めることとなった。

 新キャプテン就任に際し、R・ジェームズはクラブ公式サイトで以下のように意気込みのコメントを発表している。

「この役割と責任を引き受けることができてとても嬉しい。過去に偉大なキャプテンたちがいたから、大きな責任があることはわかっているが、とても興奮しているよ。僕は人生のほとんどをチェルシーで過ごしてきた。6歳の時にチェルシーに入ったし、アカデミーを卒業することは大変なことだった。それでも、続けてきてキャプテンになれることは、僕にとっても家族にとっても最高のことだ」

 また、R・ジェームズを新キャプテンに選出したマウリシオ・ポチェッティーノ監督は以下のように同選手に期待を寄せている。

「これは私とクラブとで下した決断だ。今シーズン、リースがチームのキャプテンを務めることをとても嬉しく思っている。彼は模範を示し、チェルシーへの姿勢と献身はプレシーズンを通して明らかだった。彼は夏のツアー中に誇らしげに腕章を巻いていたし、これからは彼自身のアプローチとアイデアでチームを率いることに挑戦してくれるだろう」

 さらに、チェルシーの共同スポーツ・ディレクターを務めるローレンス・スチュワート氏とポール・ウィンスタンリー氏も以下のようにコメントしている。

「リースとチェルシーのつながりは17年以上にわたって築かれてきた。彼はクラブの伝統とキャプテンとしての責任を理解している。彼はアカデミーでもトップチームでも、このクラブで勝つために必要な基準を知っている。これはリースとクラブに関わるすべての人たちにとってとても誇らしい瞬間だ」

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