伊藤洋輝にアヤックス移籍の可能性! 5年契約で個人合意か…シュトゥットガルトは残留熱望

 シュトゥットガルト所属の日本代表DF伊藤洋輝に対し、アヤックスが関心を寄せているようだ。7日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在24歳の伊藤はジュビロ磐田で頭角を表し、2021年夏にシュトゥットガルトにレンタルで加入。海外挑戦初年度となった2021-22シーズンは序盤にスタメンの座を掴むと、公式戦通算31試合に出場し1ゴール1アシストという成績を残した。完全移籍への移行が発表され迎えた昨シーズンもセンターバック(CB)の主軸として公式戦37試合に出場し1ゴール2アシストをマーク。チームのブンデスリーガ残留に大きく貢献した。

 日本代表でも通算10キャップを誇る左利きDFを巡っては、今夏の移籍市場でのステップアップの可能性が浮上。かねてから熱烈な関心を寄せているのが、オランダ屈指の名門アヤックスで、今月に入り1200万ユーロ(約19億円)相当のオファーを提示したことが明らかになった。この入札はシュトゥットガルトに拒否されたものの、獲得を諦めないアヤックスは引き続き同選手の動向を注視。再度の入札に向けて準備を進めていることが報じられている。

 この度の報道によると、アヤックスは移籍金1500万ユーロ(約23億円)を保証した2度目のオファーの提示に踏み切った模様。今夏の移籍市場での獲得に向けた動きをより一層強めているようだ。しかしながら、伊藤の残留を熱望するシュトゥットガルトは、再びアヤックスの入札を拒否したとのこと。今後もクラブ間での交渉が続くことが予想されている。

 なお、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、伊藤本人はオランダへの移籍を希望しており、既にアヤックスと個人条件に関して口頭合意に至っているという。提示された契約期間は2028年6月末までの5年間となっているようだ。

 エールディヴィジで過去28回の優勝を誇りながらも、昨シーズンは3位に終わり、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したアヤックス。欧州最高峰の舞台への返り咲きを期す新シーズンに向けて、日本代表DFをスカッドに加えることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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