
セビージャは4日、フランクフルトからスイス代表MFジブリル・ソウが完全移籍加入することを発表した。
契約期間は2028年6月30日までの5年間。スペインメディア『エル・デスマルケ』によると、セビージャがフランクフルトに対して支払う移籍金は、1000万ユーロ(約15億6000万円)+ボーナス最大300万ユーロ(約4億7000万円)となるようだ。
現在26歳のソウは、2015年夏にチューリッヒの下部組織からボルシアMGに加入。2016年10月にプロデビューを飾ったが、同クラブのトップチームでは公式戦通算3試合の出場にとどまった。2017年夏に完全移籍加入したヤング・ボーイズでは、主力としてスイスリーグ連覇に貢献。2019年夏に移籍金900万ユーロ(約14億円)でフランクフルトに完全移籍した。
フランクフルトでも中盤の主軸として活躍し、4シーズンで公式戦通算160試合に出場。2021-22シーズンのヨーロッパリーグ優勝などに貢献した。
2018年9月にデビューを飾ったスイス代表では、通算38キャップを数えているソウ。今夏の移籍市場ではラツィオなども獲得に動いていたが、昨季のヨーロッパリーグ王者が争奪戦を制した。
【公式画像】セビージャがソウの獲得を発表