
マジョルカは3日、バジャドリードからカナダ代表FWサイル・ラリンを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年夏までの5年間で、背番号は『17』を着用する。
1995年4月17日生まれのラリンは現在28歳。プロキャリアの始まりは隣国アメリカのオーランド・シティで、その後はベシクタシュやクラブ・ブルッヘなどを経て、2023年1月にバジャドリードに加入した。恵まれたフィジカルと得点感覚を武器に、シーズン後半戦の19試合で8ゴールを記録。また、カナダ代表では通算28得点を記録しており、すでに同国代表における最多得点記録保持者となっている。
昨シーズンは降格候補と目されながらも、9位フィニッシュと健闘したマジョルカ。今夏の移籍市場ではDFトニ・ラト、DFシーベ・ファン・デル・ヘイデン、MFオマール・マスカレルを獲得しており、4人目の新戦力として迎え入れられたラリンは「とても嬉しい、ここに来られて幸せだ。チームと一緒にスタートを切り、ファンに会い、そしてゴールを決めて始められることにワクワクしているよ」とクラブ公式サイトで明かした。
なおスペイン紙『アス』によると、移籍金は750万ユーロ(約12億円)とのことだ。