
アーセナルに所属するブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが、新シーズンを出遅れることになったようだ。2日、クラブ公式サイトが伝えている。
ジェズスは今夏ここまで順調に調整を続けていたものの、2日に行われたモナコとのプレシーズンマッチを欠場。試合後、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は同選手がここ数週間ひざに痛みを感じていた問題を解決するために軽度の手術を受けたことで、しばらく欠場することを明かした。
「残念ながら、彼は今朝ちょっとした手術を受けた。ひざに不快感があり、それが問題を引き起こしていたから、病院に行って解決する必要があった。大きな問題ではないが、彼は数週間離脱することになると思う」
「彼をベストの状態に戻していたから、これは大きな痛手だ。特にバルセロナ戦での彼のプレーは素晴らしかったし、コンディションは良かったけど、彼を失ってしまった。ここ数週間何らかの違和感を感じていたようだ。私たちはそれを見て決断を下さなければならなかったが、最善なことは選手を保護してできるだけ早く復帰させることだったから、そうすることにした」
なお、昨シーズンもブラジル代表の一員として出場したFIFAワールドカップカタール2022で右ひざを負傷して手術を受けていたジェズスだが、これは新たなケガなのかと聞かれたアルテタ監督は「違うよ。それは以前負ったケガと手術に関連したものだ。ひざに炎症のようなものを起こしていたので、それを解決する必要があった」と語った。
6日にマンチェスター・Cとのコミュニティ・シールドを戦った後、12日にノッティンガム・フォレストのプレミアリーグ開幕戦を控えているアーセナルにとって、ジェズスの離脱は大きな痛手となりそうだ。