PSGがストライカー補強へ?…フランス代表FWコロ・ムアニ獲得に向け交渉開始か

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、フランクフルト所属のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニの獲得を狙っているようだ。8月1日、ドイツメディア『スカイスポーツ』やスペイン紙『アス』が伝えている。

 昨シーズンはリーグ・アン連覇を達成したものの、優勝を目指したチャンピオンズリーグ(CL)とクープ・ドゥ・フランスでベスト16敗退の憂き目に遭うなど、消化不良の結果に終わったパリ・サンジェルマン(PSG)。クラブは今夏にルイス・エンリケ新監督を招へいし、スペイン代表FWマルコ・アセンシオら複数名の即戦力を獲得。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団も相まって、スカッドの刷新が進行中だ。

 そうしたなか、フランス代表FWキリアン・エンバペの去就が不透明となっていることもあり、クラブは今夏の移籍市場でのストライカーの補強を検討。ここまでトッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケインや、ナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンらへの関心が明らかになっている。

 今回の報道によると、トッテナムとナポリの要求額が高額であることから、PSGはケインとオシムヘンの獲得が困難であると判断。これを受け、同クラブは昨シーズンのフランクフルトで公式戦通算23ゴールと躍動したコロ・ムアニに目を向け、実際に交渉をスタートさせたようだ。『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、現時点でPSGは正式な入札を行なっておらず、選手個人との合意に向けた話し合いを進行しているという。PSGが具体的なオファーを提示するかは現時点で定かではないが、移籍金として7000万ユーロ(約110億円)程度を準備する可能性があると『アス』は指摘している。

 今夏の移籍市場では、バイエルンやチェルシーなどからの関心も伝えられているコロ・ムアニ。果たしてPSGは、24歳のフランス代表FWストライカーを新戦力として迎え入れることとなるのだろうか。

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