「バービー」日本版吹き替え・高畑充希、原爆画像巡る騒動に胸中つづる「本当に本当に残念」

【モデルプレス=2023/08/02】女優の高畑充希が2日、Instagramのストーリーズを更新。米映画「バービー」(8月11日公開)の舞台挨拶に登壇することを受け、アメリカ公式X(旧Twitter)を巡る騒動について心境をつづった。

【写真】高畑充希、美人母との2ショット

◆高畑充希「バービー」不適切投稿の件に言及

アメリカでは「バービー」と同時期に、原爆開発者の伝記映画「オッペンハイマー」が公開された。この2作を元ネタとして、原爆投下を想起させるような合成画像がX(旧Twitter)上に多数投稿されて騒動に発展。投稿の1つに、「バービー」のアメリカ公式アカウントが「忘れられない夏になりそう」とハートの絵文字を付けて返信したことが批判された。現在該当のリプライは削除され、配給元であるワーナー・ブラザーズ本社が「SNSでの無神経な返信を遺憾に思う」「心から謝罪する」と立場を表明している。

この騒動を受け、主人公・バービーの吹き替えを担当している高畑が、同日に予定された舞台挨拶の出演前にストーリーズを更新。「ご心配おかけしてすみません」と前置きし、「今回のニュースを耳にした時、怒りというよりは正直、不甲斐なさが先に押し寄せてきました」と胸中を明かした。

「昨日までスペインにいたので、2作品の盛り上がりは肌で感じていました」といい、「映画界が盛り上がっていて素晴らしいなと思いながら街歩きをしていたので、今回の件は本当に本当に残念です」とコメントした。

◆高畑充希「作品自体の素晴らしさは知ってほしい」とコメント

「他人事ではなく考えてもらえるにはどうしたら良いんだろう」とモヤモヤした思いを抱えたまま当日を迎え、登壇を辞退することも考えたという高畑。

「来日してくれたお2人の想い、そして私自身、このバービーという作品自体の素晴らしさはぜひ知っていただきたいな、という気持ちを消せませんでした。なので複雑な感情はありますが、今日一日真摯につとめさせていただきたいと思います」と伝え、予定通り登壇を決めたことに、想いの丈をつづった。

最後は「明るい気持ちで今日を迎えたかったなー、悔しいです。楽しみにしてたので、とても」と締めくくり、残念な思いをにじませた。(modelpress編集部)

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