バルサ加入のMFギュンドアンが適応面に自信「ペップとシャビは同じ“学校”だからね…」

 今夏の移籍市場でマンチェスター・Cからバルセロナに加入したMFイルカイ・ギュンドアンが、“ブラウグラナ”について語った。24日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 1990年10月24日生まれのギュンドアンは現在32歳。ボーフムでプロキャリアを始めた同選手は、ニュルンベルクとドルトムントを経て、2016年夏にマンチェスター・Cに加入した。高精度のキックと3列目からの飛び出しを武器に絶対的な主力へと成長すると、昨シーズンは公式戦51試合に出場し11得点7アシストを記録。マンチェスター・Cを、悲願のチャンピオンズリーグ初優勝を含む“トレブル”達成に導いている。

 今夏にバルセロナに加入し、新チームに溶け込もうとしているギュンドアン。マンチェスター・Cで師事したジョゼップ・グアルディオラ監督と、新たに師事するシャビ監督はともにバルセロナの下部組織出身で師弟関係を築いているが、同選手は「2人の共通点はあるか? それは同じ“学校”だからね。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)がシャビと彼のプレーに影響を与えたことは間違いないし、何よりもそれがバルセロナの哲学だ」としつつ、「クリエイティブなプレーやインテリジェンスなプレー、ポゼッション、それからボールを失わないこと、スペースを見つけること…。ここで取り組んでいることの多くは、ペップがいたシティでやっていたことと似ている。それが僕にとっては、アドバンテージになっているよ」と適応面に自信を示した。

 また、ギュンドアンは「これまでに彼らのプレーを見たり、対戦したりして、ほとんどの選手のことを知っていた。その中で、一緒にプレーするのが楽しみなのはペドリだ。彼は素晴らしい才能の持ち主で、とても若くて優秀。同時に多くの可能性を秘めている。僕たちは似たようなポジションでプレーしているし、今後は近くでプレーする試合も多いだろう」と絶賛。続けて「フレンキー・デ・ヨングも楽しみな選手だね。ミッドフィルダーとして、彼のような選手が近くにいて、パス回しに絡んだり、アクションを起こしたり、コンビネーションを生み出してくれるのはありがたいことだ」と賛辞を送っている。

 26日に予定されているアーセナルとのプレシーズンマッチが、新シーズン最初の試合となるバルセロナ。果たして、ギュンドアンはどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

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