アラベス、レアルのU21スペイン代表MFブランコを獲得…今冬にレンタル移籍加入で1部昇格に貢献

 アラベスは25日、レアル・マドリードからU-21スペイン代表MFアントニオ・ブランコを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年夏までの4年間と併せて伝えている。

 2000年7月23日生まれのブランコは現在23歳。スペイン南部の都市コルドバで産声をあげた同選手は、13歳でレアル・マドリードの下部組織に入団すると、各カテゴリーで主力を張り、カスティージャ(Bチーム)にまで上り詰めた。2021年4月には当時指揮していたジネディーヌ・ジダン監督の下でトップチームデビュー。その後はカスティージャを主戦場としていたが、昨夏にカディスへとレンタル移籍した。

 しかしカディスでは出場機会に恵まれず、今冬にアラベスにレンタル移籍加入した。ここではすぐに定位置を確保すると、長短のパスやボール奪取を武器に中盤を支配。セグンダで17試合に出場し、アラベスの1部リーグ復帰に貢献した。また、先月に行われたU-21EUROに臨んだU-21スペイン代表にも選出。タレント揃いのチームのアンカーとして全6試合に出場していた。

 2021-22シーズンはセグンダ降格の憂き目に遭ったものの、ルイス・ガルシア・プラサ監督の下で4位フィニッシュを成し遂げ、最終的には昇格プレーオフを制したアラベス。1年でのラ・リーガ復帰を果たした今夏に、“闘将”DFビクトル・ラグアルディアが現役を引退した反面、ディエゴ・シメオネ監督の三男のFWジュリアーノ・シメオネやMFアンデル・ゲバラらを新戦力として迎えている。

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