
ベティスは26日、元スペイン代表MFイスコを獲得したことを発表した。
現在31歳のイスコはバレンシア、マラガを経て2013年夏にレアル・マドリードに加入。公式戦通算353試合に出場し、53ゴール57アシストを記録したが、2021-22シーズン限りで9シーズンに渡って在籍したレアル・マドリードを退団した。
その後、2022年8月にセビージャと2年契約を締結したが、スペイン代表時代に寵愛を受けたフレン・ロペテギ元監督の解任が決定された後、クラブとの対立が表面化していることが報じられ、最終的にはわずか半年でセビージャとの契約を解除。今冬の移籍市場ではドイツのウニオン・ベルリン加入が目前となっていたが、メディカルチェックの通過後に条件面で認識の相違があり、土壇場でドイツ行きが破談に。結局、無所属のまま2022-23シーズンが終了していた。
2023-24シーズンに向けて新天地を探していたイスコは、ラージョ・バジェカーノからも関心が寄せられていることが報じられていたが、マヌエル・ペジェグリーニ監督が率いるベティスに加入することが決定した。なお、契約は2024年6月30日までとなる1年契約で、背番号は「22」に決まった。