昨季は無得点も…プレシーズンで加入後初ゴールを記録したムドリク「まだポテンシャルの20%」

 チェルシーに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクが、23日に行われたブライトン戦後にインタビューに応じ、自身のゴールとマウリシオ・ポチェッティーノ新監督について語った。24日、『ESPN』がコメントを伝えている。

 現在22歳のムドリクはシャフタール・ドネツクでブレイクを果たし、今年1月に総額8900万ポンド(約142億円)の移籍金でチェルシーに完全移籍。8年半契約を結び、アンドリー・シェフチェンコ氏以来、クラブ史上2人目のウクライナ出身選手となった。ムドリクは加入後、公式戦17試合に出場しているが、0ゴール2アシストとまだ周囲の期待に応えられるような結果は出せておらず、昨季はチームもリーグ12位に沈むなど、苦しい時期を過ごした。

 しかし、23日にアメリカで行われた『プレミアリーグ サマーシリーズ 2023』でブライトン戦(4-3で勝利)に後半から出場したムドリクはチェルシー加入後初ゴールを記録した。試合後、ムドリクはインタビューに応え、自身のゴールについて「これまでに費やしたすべての努力に満足している。でも、これは僕のポテンシャルのすべてではないよ。まだたったの20パーセントだ」とコメント。まだ、本来の実力の2割程しか発揮できていないことを明かした。

 さらに、ムドリクは新指揮官であるポチェッティーノ監督についても言及し、「彼のもとでプレーするのはとても気分が良いよ。とても素晴らしい」と賛辞を送りつつ、「新しいチームで楽しむことができている」と手応えを口にした。

 まだ本来の実力を発揮できていないことを明かしたムドリク。真価が問われることとなる来季だが、果たしてどんな活躍を見せるのだろうか。

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