IVE所属事務所、名誉棄損のYouTuberら告訴「責任を最後まで問う」

【モデルプレス=2023/07/25】6人組ガールズグループIVE(アイヴ)の所属事務所であるSTARSHIPエンターテインメントは25日、アーティストの権利を侵害する悪質投稿に対し法的対応を行っていることを明らかにした。

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◆IVE所属事務所、アーティストの権利侵害「法的に強硬に対応」

STARSHIPは25日、公式SNS等に声明を掲載。「当社はオンライン、SNS上で流布されている所属アーティストと関連した悪意的な誹謗、虚偽事実流布、人身攻撃性投稿、名誉毀損投稿と悪性コメント事例に対して法的に強硬に対応してきています」と表明した。

IVEはYouTuber「タルドク収容所」をはじめ、“サイバーレッカー”と呼ばれる炎上目的のゴシップ系YouTubeチャンネルによる持続的な虚偽事実流布で、深刻な名誉棄損の被害に遭ってきた。

◆YouTuber「タルドク収容所」相手に国内外で訴訟

STARSHIPは声明内で、2022年10月から慢性的な悪質コメントに対する告訴を進めていることを説明。

2022年11月からは弁護士を通じ、「タルドク収容所」を相手取り「民事刑事訴訟と海外での訴訟を進めています」とした。

また「2023年5月、米国裁判所から情報提供命令を受け、2023年7月に米国グーグル本社から『タルドク収容所』運営者に対する有意義な情報を入手するに至りました」と報告。「しかし偶然にも『タルドク収容所』運営者に情報提供命令に対する通知がなされた頃、『タルドク収容所』が突然ハッキングされたとしてチャンネル内の既存動画が削除され、アカウント自体がなくなってしまい、謝罪文が上がることになりました」とこれまでの経緯を説明した。

◆サイバーレッカーらに法的措置へ

加えて同社は「『タルドク収容所』の謝罪文の真偽および真意とは関係なく、過去の不法行為に対しては現在進行中の訴訟を通じて、民刑事上の責任を最後まで問うつもりです」と訴え。

また同社は「法的手続きを通じて『タルドク収容所』をはじめとする“サイバーレッカー”運営者に対する個人情報を追加で確認中です」と明らかにした。

「これまで“サイバーレッカー”に対する法的措置がなかったわけではありませんが、最終的に身元を把握できず中断されたケースが多かった」とし、「これまでの訴訟とは異なり身元把握がなされる措置を取り、これを通じて『タルドク収容所』をはじめとする“サイバーレッカー運営者に対しても責任を追及しようと思います」と予告している。

また「当社は所属芸能人の名誉とプライバシー、人格など権利を保護するために常時モニタリングシステムを運営しており、アーティスト名誉毀損および追加的な被害事例に対して今後も合意なしにすべての可能な法的措置を取る予定です」と呼び掛け。

「ファンの皆様の情報提供や資料が当社の法的準備や対応に大きく役立っているだけに、持続的な情報提供を求めます」と付け加えた。(modelpress編集部)

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