マンUに完封負けも…アルテタ監督、新たな“中盤トリオ”に期待「もっと良くなるだろう」

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・Uとのプレシーズンマッチを振り返りつつ、新戦力を加えた中盤の陣容について言及した。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 アーセナルは現地時間23日、アメリカでマンチェスター・Uとの親善試合を実施。プレミアリーグ屈指の強豪同士による一戦は、30分にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートでマンチェスター・Uが先制。7分後には相手DFのミスを拾ったイングランド代表FWジェイドン・サンチョが豪快に蹴り込みリードを広げた。アーセナルは反撃に出たものの、最後までネットを揺らすことはできず、試合は0-2で終了した。

 この試合で注目を集めたのはアルテタ監督の選手起用。今夏の移籍市場で獲得したイングランド代表MFデクラン・ライスとドイツ代表FWカイ・ハフェルツがいずれも先発出場し、キャプテンを務めるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアと中盤を形成した。同監督は無得点で敗れた試合を「こうしたテストマッチでは多くの情報を得られる。それはとてもポジティブなことだ。改善点が多くあり、常にボックスが重要だという情報を得ることができた」と振り返りつつ、新たな顔ぶれとなった“中盤トリオ”については次のように語っている。

「例えば彼らが55回一緒にプレーすれば、もっと良くなるだろう。互いのことをもっと理解し、流れも良くなり、我々はより支配的に試合を進められるはずだ。しかし、物事が順調に進むためには時間が必要で、我々はそのことを尊重しなければならない。ポジティブなものを多く見ることができたし、結果は大きく違うが、勝利したMLSオールスター戦(5-0)よりも気に入っているよ」

 また、アルテタ監督は右サイドバック(SB)でスタメン出場した新戦力のオランダ代表DFユリエン・ティンバーについても言及。「彼のパフォーマンスにはとても満足しているよ。本当に早くチームに適応しているし、自信と決意を持ってプレーしているのが見て取れる」とプレーや適応の早さを高く評価している。

 なお、アーセナルは日本時間の27日にバルセロナとの親善試合に臨む。

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