マンU指揮官がマグワイアへの信頼を強調…主将交代は「非常に良い結果となる」

 マンチェスター・Uを率いるエリック・テン・ハフ監督が、同クラブに所属するイングランド代表DFハリー・マグワイアについて言及した。22日、イギリス紙『デイルー・メール』が伝えている。

 2019-20シーズン途中からマンチェスター・Uのキャプテンとしてチームを支えてきたマグワイアだったが、テン・ハフ監督が就任した2022-23シーズンは序列が低下。両者による話し合いの結果、キャプテンが変更となることが発表され、20日にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを新キャプテンに任命したことがクラブ公式サイトで明らかになった。

 今回の決断に対してテン・ハフ監督は、「選手にとっては残念なこと」とマグワイアの心境を思いやりながら、「チームにとってもハリーにとっても、非常に良い結果となるだろう」とキャプテンの交代がポジティブな影響を及ぼすと主張。「彼にはポテンシャルがあるし、ポジションを獲得できるかどうかは本人次第だ。今は彼自身の役割にもっと集中できる」と出場機会の減少に苦しむマグワイアが、自分自身のプレーに専念できる環境を手にしたとの見解を示した。

 また、「彼は重要な選手だ」と述べながらマグワイアへの信頼を強調。クラブ側が売却を望んでいるとも報じられるなど去就に注目が集まる同選手だが、指揮官は「ハリーが我々のチームにいることを本当に嬉しく思っている」と貴重な戦力であることを明言した。

 現在30歳のマグワイアは、2019年の夏にレスターから8000万ポンド(当時の価格で約104億円)でマンチェスター・Uへ移籍。加入当初はセンターバック(CB)としてレギュラーの座を掴んだものの、2022-23シーズンのリーグ戦では16試合の出場にとどまり、今夏限りでの放出が噂されている。

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