
<全英オープン 2日目◇21日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>
第2ラウンドを終え、「65」をマークしたブライアン・ハーマン(米国)がトータル10アンダーまで伸ばし単独トップに躍り出た。米国男子ツアー通算2勝を誇る36歳が、初のメジャー制覇へ2位に5打差をつける独走態勢を築いている。
以下、トータル5アンダーの2位にトミー・フリートウッド(イングランド)、トータル4アンダー・3位に
セップ・ストレイカ(オーストリア)が続く。トータル3アンダー・4位タイにジェイソン・デイ(オーストラリア)ら3人が並んでいる。
9人が出場する日本勢は、1バーディ・2ボギーの「72」とひとつ落とした松山英樹が、トータルイーブンパー・25位タイで決勝ラウンドに進んだ。前半の5番パー5でバーディを奪い、その後はパーで粘っていたものの、後半11番、そして最終18番でボギーを叩き後退した。
また、初日109位と出遅れながら「69」と2つ伸ばした星野陸也が、トータル2オーバー・39位タイで予選を突破。日本勢の決勝ラウンド進出はこの2人のみになってしまった。
安森一貴はトータル4オーバー・77位タイと、予選突破に1打及ばず。比嘉一貴、中島啓太はトータル6オーバー・92位タイ、蝉川泰果はトータル10オーバー・129位タイ、金谷拓実はトータル11オーバー・135位タイ、平田憲聖と岩田寛はトータル14オーバー・148位タイという結果に終わった。
このほかでは、17年大会覇者のジョーダン・スピース(米国)がトータル2アンダー・7位タイと上位につけている。前週行われた「スコットランド・オープン」を制し、今年と同会場で行われた14年大会で優勝しているローリー・マキロイ(北アイルランド)はトータル1アンダー・11位タイで週末行きを決めた。初日首位に立ったアマチュアのクリスト・ランプレヒト(南アフリカ)は「79」と苦戦。トータル3オーバー・61位タイと、ギリギリで予選通過という位置まで順位を落とした。