八村倫太郎、“世界を股にかけて活動する”ため大切にしていること「夢100%にしたくない」<モデルプレスインタビュー前編>

【モデルプレス=2023/07/21】ダンスボーカルグループ・WATWING(ワトウィン)の八村倫太郎(はちむら・りんたろう/23)が自身の誕生日である7月28日に1st写真集「record」を刊行。モデルプレスのインタビュー前編では、写真集に込めた思い、学生時代のエピソードや、ターニングポイントとなった作品などについて語ってもらった。

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◆八村倫太郎、1st写真集「record」

八村の初となる写真集「record」には、“二面性”を見せたい、今を“記録”したいという想い、そして自身の音楽への想いが込められており、故郷の横須賀で収めた等身大の姿や、東京で見せるクールな姿、普段見られない表情を、2つの側面で追った1冊に仕上がっている。

◆八村倫太郎、初めての写真集は「皆さんのおかげ」

― 今回、初の写真集ということで心がけたことはありますか?

八村:カメラの前でかっこつけないことです。飾らないことを心がけました。でも、それは自分だけのおかげでできたわけではなくて、カメラマンさんに「こういう風に臨みたいです」と言ったら「僕もそのつもりだったし、一瞬一瞬を切り取るから、ありのままでいて。リラックスして臨んで」と言ってくださって、とてもありがたいなと思いながらリラックスして臨むことができました。全てのスタッフさんが最高で、かっこよくなる条件と素晴らしくなる条件が揃っていたので、僕は「ありのままでいればいいや」と思いました。皆さんのおかげです。

― 地元・横須賀での撮影で「ここは見てほしい」といったページはありますか?

八村:横須賀ジャンパーを着ている写真です。茶目っ気というか、やんちゃをしている感じが気に入っています。僕が芸能に入る時に応援してくれていたお店を訪れることができて、恩返しで帰って来られたというのが嬉しいです。お店のものを着て撮らせてもらったのですが「本当に俺かよ」と思うぐらいかっこいい顔をしています。これだけ言っていまいちだったらあれなのですが…(笑)。

― かっこよかったです!

八村:うぇい(笑)!

― 実際に通われていたお店ですか?

八村:通いたかったのですが、時間もなくてなかなか通えませんでした。僕が芸能に入る時に受けたコンテストを応援していただいたお店なので、ゆかりがあります。気に入ったアイテムばかり揃っていたので「ここで写真撮りたいです」と話して行くことができました。

◆八村倫太郎、学生時代のエピソード明かす

― 教室での写真も気になったのですが、母校での撮影ですか?

八村:母校です。これも高校に帰れるというのが嬉しかったですね。

― 八村さんの学生時代について教えてください。

八村:学生時代は行事や部活に熱を燃やしていました。文化祭の有志でバンドを組んでステージに立ったり、体育祭で白ランを着て応援団をやったり、交換留学も行ったりと色々やっていました。

― この写真集「record」には二面性を見せたいという思いが込められていますが、ご自身が思う二面性はありますか?

八村:プライベートは多分甘え野郎です(笑)。しっかりしていると見せたいし、結構しっかりしていると思われがちですが、家族もそうですし、友達にも甘えちゃいますね。それは自分の中ではギャップと捉えています(笑)。

◆八村倫太郎の悲しみを乗り越えた方法

― モデルプレスの読者の中には今、様々な不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、八村さんがこれまでの人生の中で悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

八村:乗り越えられないですね。

― 時間が解決してくれるのを待つタイプ?

八村:分からないです。そもそも乗り越えられたら悲しんでいない気もします。そんな簡単じゃないと思う。 俺は1人では絶対に乗り越えられないです。ありがたいことに周りに頼れる人がいるからその人たちを頼る。だけど、結局は自分の中で腑に落ちるところを考えていくのだと思います。

中にはきっと「いやいや、倫太郎そんなこと言うけど、私には相談できる人もいないよ」と思っている人がいるかもしれないですけど、これに対しても「絶対いるから」と言うのは綺麗事な気がして。でも自分で勝手に周りと距離を生んでいるのかなとも思います。助けを求めることができる人が周りにいるのは、日頃から弱さを見せられる人だからなのかなと。 弱さをにじませている人、隙がある人は助けてあげたくなるし、完璧じゃない方が人が寄ってくるなと感じます。

だからもし1人で解決できないなら、プライドを捨てても良いから、本当に誰か頼れる人を見つけて頼れば良い。それでも乗り越えられるものではないと思うのですが、いっぱい頼ってほしい。悲しいことは、ずっと悲しくて良いと思います。時間が解決してくれるという言葉が全てかもしれないですね。でも、向き合い方は人それぞれあるから、僕は人に頼ります。

― 実際、人に頼って救われたというエピソードはありますか?

八村:はい。こういう仕事をしているから、色々なことに心が動かされます。自分の言動が誤って伝わる人もいます。そのような時はちょっと悲しいですが、それでも僕は人に頼りますね。でも結局自分の中で向き合い方が決まっていたりすると思うので、それで良いと思います。

◆八村倫太郎の夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。 そういった読者に向けて、八村さんが今思う夢を叶える秘訣を教えてください。2022年7月のインタビューでは「口に出すこと」と「人を頼ること」と仰っていましたが、そこから変化はありますか?

八村:叶えていないからな…。

― 叶えていない夢とは何ですか?

八村:世界を股にかけて活動することです。

― それに向けて今やっていることや、意識していることがあれば是非教えてください。

八村:それは夢ではなく目標だと思っています。夢を持つことはすごく素敵だし、夢という言葉は好きです。でも夢100%にしてほしくもないし、したくない自分もいます。夢と言い切ったら夢のままで終わってしまうから、目標と言い直している自分もいます。だから、夢を夢にしすぎないというのは大切にしていることかもしれないです。遠くのものだと認識しすぎない。

例えが変かもしれないですけど、歌だったら、高くて出ない音は、自分が高い音だと思いすぎていて出せないこともあります。ボイストレーニングの先生に「ここは低いよ。あなたなら出せるよ」と言われて、そう認識するから出せることもあって、それは歌に限らず色々なことでもあると思います。自分が勝手に高く見積もりすぎて手が届かないものだと錯覚して、回り道をしたり、諦めたりすることがある。夢を抱くのは素敵だけど、夢を夢のままにしすぎない。それが正解ではないですが、自分の手に届くところにあるものとして認識することを意識しています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆八村倫太郎(はちむら・りんたろう)プロフィール

1999年7月28日生まれ、神奈川県出身。2019年、大学2年生の時に「Star Boys Audition」に応募し、ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループWATWINGのメンバーに選ばれ、2021年9月にメジャーデビューを果たす。ドラマ「ホメられたい僕の妄想ごはん」(テレビ大阪・ BSテレ東/2021年)で俳優デビュー。その後ドラマ「君の花になる」(TBS系/2022年)などの話題作に出演し、話題に。現在放送中の「ZERO-8」(FM yokohama/金曜よる10時~)では、パーソナリティを務めている。WATWINGとしては、8月22日にパシフィコ横浜にてワンマンライブを予定。更に、8月30日にはメジャー1stアルバム『Where』リリース。そして11月11日から全国9か所で、ライブツアーがスタート。

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