サウジ移籍を望むミトロヴィッチ、2度のオファーを拒否したフルアムに怒り爆発?

 フルアムに所属するセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチが、所属クラブに対して激怒しているようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 現在28歳で2018年からフルアムでプレーしているミトロヴィッチは、これまで2度のプレミアリーグ復帰に貢献し、昨季はリーグ戦24試合の出場で14ゴールを記録。チームの“絶対的エース”として、10位でシーズンを終えた同クラブに大きく貢献した。

 そんなミトロヴィッチにはかねてから、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)に所属しているアル・ヒラルが獲得に興味を示しており、選手本人も移籍を希望していることが伝えられていた。しかし、フルアムはアル・ヒラルの2度にわたるオファーを拒否。アル・ヒラルから2度目のオファーとして移籍金2550万ポンド(約46億円)を提示されていたものの、フルアムは5200万ポンド(約94億円)を要求し、この2度目のオファーも拒否したことが報じられていた。

 そんななか、今回の報道によると、ミトロヴィッチは依然としてアル・ヒラルへの移籍を強く望んでおり、2度のオファーを拒否したフルアムに対して激怒している模様。フルアムでは2度とプレーしたくないと考えているという。さらに、アメリカでのプレシーズンにも参加しない意向を示していたものの、代理人であるピニ・ザハヴィ氏やクラブ関係者らの説得によって、プレシーズンツアーには渋々参加することになったとのこと。また、ミトロヴィッチの代理人を務めるピニ・ザハヴィ氏はフルアムの共同オーナーを務めるトニー・カーン氏に対し、ミトロヴィッチの移籍金を4500万ポンド(約81億円)から3500万ポンド(約63億円)まで引き下げるよう求めているようだ。

 果たして、アル・ヒラルへの移籍を望むミトロヴィッチは今夏にフルアムを退団することとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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