【モデルプレス＝2023/07/20】BTS（ビーティーエス）のSUGA（シュガ）によるトークコンテンツ『SUCHWITA（SUGAと酔うタイム）』のEP.14が19日に配信され、メンバーのJ-HOPE（ジェイホープ）がゲスト出演。2人が語ったグループの過去エピソードが反響を呼んだ。
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◆入隊中のJ-HOPE「SUCHWITA」に登場
2023年4月、兵役義務のため陸軍に入隊したJ-HOPE。2022年にリリースしたソロアルバム『Jack In The Box』の1周年を記念し、入隊前に撮影された『SUCHWITA』が公開された。
SUGAと酒を飲み交わしながらトークを繰り広げる同番組で、10年以上の付き合いとなる2人の話題は過去の苦労話へ。そこで初めて語られた練習生時代のエピソードが、ファンに衝撃を与えている。
◆BTS、資金難で宿舎追放の危機も
デビュー前、初めての宿舎に住んでいた頃を振り返ったSUGAは「僕たちが解散ではないけど…『BTS家に帰って』と言われたのを覚えてる？これ以上お金がないからって」と、驚きの事実を回想。
デビューのための資金が底をつき、所属事務所が宿舎を運営できなかったそうで、J-HOPEも「にっちもさっちもいかない状況だった」と振り返った。
当時「それぞれ住むところを見つけて（しばらく出て行ってくれ）」と言い渡されたそうだが、「お金がないのにどうしろと？結局出ていかなかったよな」とSUGA。「僕とJ-HOPEとRM3人で『僕たち出て行けません！僕らそんな金ありません！』って」と、ラッパーメンバー3人が直談判したことを回顧しながら「踏ん張って踏ん張って最後に資金を集めて、それで僕たちがデビューしたわけだよ」と思いを馳せた。
「この7人は一体、どんなビジョンを持ってあの頃を踏ん張ったんだろうって思う」とSUGAが言葉にすると、「バン・シヒョクPDがすごいなと思うのはこういうメンバーを集めたこと自体がすごい」とJ-HOPE。
SUGAは「いや、こうなるなんて誰にも分からなかったでしょ。…HYBE？！」と、今や音楽界を代表する世界的企業に成長した自社に驚愕の表情をしてみせ、J-HOPEは「長く話す必要ないね！表情で分かります（笑）」と大笑い。
「でも本当にここまで来て、最近考えてみたら、僕たちは本当にたくさんのことを何とか踏ん張ってきたんだなって」とSUGAが言うと、「たくさん踏ん張ったね… 踏ん張ったからうまくいったんだよ」とJ-HOPEも頷いていた。
◆デビュー後も壮絶な苦労「逃げようと思ってた」
苦労してデビューした後も、1～2年間は成績が安定しなかったBTS。2014年にリリースした 「Danger」を振り返りSUGAは「僕たちが期待しすぎたんだよね。準備過程がすごく大変だったでしょ。アメリカで1～2時間の睡眠で準備したじゃん」と当時を思い返した。
J-HOPEも「本当にあれを踏ん張ったから今があると思う。あの頃誰1人出ていかなかったのが正直幸いだったと思うよ」と同意すると、「僕逃げようと思ってたよ」とまたもSUGAが衝撃発言。
「早朝6時に起きて、明け方4時ごろに帰ってシャワーして寝てたから…あの頃僕も僕だったけど、JUNG KOOKとJIMINとVがぼーっとしてて、それがすごく気の毒で。誰か1人が率先してやらなきゃいけないという気持ちで、逃げるタイミングを図ってた」と告白した。
「でもアメリカじゃないですか。アメリカでどうやって逃げるの」とJ-HOPEにツッコまれると、SUGAは「逃げ場所がないんだよ。逃げ出したんだけど（素早く帰宅した）」と、今でこそ話せる壮絶な過去を笑いながら語った。
この過去エピソードにファンからは「まさかそこまで危機的状況だったとは思わなかった」「本当にこの7人じゃなかったら耐えられなかっただろう」「今の成功がよりすごいものに思える」など、驚きの反響が多数寄せられている。（modelpress編集部）
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