仲野太賀・松岡茉優ら、NHKドラマ「軍港の子」新キャスト発表

【モデルプレス=2023/07/20】8月10日に放送されるNHK総合特集ドラマ『軍港の子 ~よこすかクリーニング1946~』(よる10時~)の新たな出演者として、仲野太賀・松岡茉優らが発表された。

【写真】“珍しいヒゲ姿”元軍人役の仲野太賀

◆小林優仁主演「軍港の子 ~よこすかクリーニング1946~」

同作では、戦後直後の横須賀を舞台に戦争孤児たちが自分たちの力だけで生き抜こうとする姿を描く。必死に生きる子供たちに、大人たちはどう接したのか?子供に対する大人たちの姿は、今を生きる私たちに問いかけてくるものがある。

主人公・今日一(きょういち)は、子役の小林優仁が演じ、脚本をNHK連続テレビ小説『なつぞら』や、NHKドラマ『精霊の守り人』、『風の向こうへ駆け抜けろ』などを手がけてきた大森寿美男が担当する。

◆三浦誠己・岡部たかし・仲野太賀、戦後直後の大人たち演じる

誠司(高橋來※「高」は正式には「はしごだか」)の父・高木光太郎役は三浦誠己に決定。光太郎は商社勤務で海外赴任が多く、一家でフィリピンのダバオで暮らしていた。現地召集され兵役につき、家族と離れ離れになっていた。

横須賀にあるクリーニング店の店主・川合雄造役には岡部たかし。雄造は今日一の母・良枝の叔父。身寄りのない今日一を引き取るが、川合家の4人の子供たちを育てるだけで精いっぱいで、いらだちをぶつけてしまうという役どころだ。

戦場で左足を失った後に復員した元軍人・井上勝利役は仲野。勝利は横須賀の闇市にたびたび現れる。部下たちを戦場で失い自分だけが生き残ってしまったことに罪悪感を抱え、価値観が変わってしまった戦後の日本で居場所を見つけることができず、苦しみ続けている。

◆松岡茉優&田中麗奈も「軍港の子」新キャストに

松岡演じるミサ役は、空襲で親兄弟を亡くしており、自分を知る者がいない横須賀を選び米兵相手の娼館で働いている。親を亡くした孤児たちの身の上を案じ、今日一たちの面倒を見るようになる。誠司を娼館の2階に住まわせている。

今日一の母・小川良枝役には田中麗奈。良枝は横浜で今日一の父とともにテーラー(洋服の仕立て屋)を営んでいた。今日一の父は戦争に行ったまま戻らず、着物をモンペに仕立て直すなど細かい仕事で生計を立てる。横浜大空襲の日、避難の途中で火災に巻き込まれる。

◆主演・小林優仁、実力派大人キャストに「気持ちが燃えあがりました」

主演・小林は、今回の大人キャスト解禁にあたり「『軍港の子』の大人の役はどなたが演じるだろうと思っていたので、出演されるキャストのみなさんのことを聞いて気持ちが燃えあがりました。そして、撮影現場でお会いするとお芝居と存在感がリアルで『1946年の時代に生きている!』と感じられました」とコメント。

「寄り添ってくれる大人、容赦のない大人、狂った大人、無力な大人…それぞれのシーンは特別で、戦後の時間をともにした戦友のようだとも感じました。視聴者のみなさんにも、自分がこの時代に生きていたらどんな生き方をしたのか。想像しながら、見てもらえたら嬉しいです」と伝えている。(modelpress編集部)

◆「軍港の子 ~よこすかクリーニング1946~」あらすじ

戦後の神奈川県横須賀。米軍が駐留しアメリカの意向に振り回される大人たちは、保護すべき子供にかまう余裕はない。自分たちの力だけで生き抜くしかない戦争孤児たちは、米兵の靴磨きやたばこ拾い、時に犯罪に手を染めていた。が、あるきっかけで「クリーニング」の仕事に出会う。犯罪ではなく汗を流して働き、人に感謝されてお金を稼ぐ。

自分たちが“生きていても良い”と思える経験によって、孤児たちは笑顔を取り戻し始める。自分たちの稼ぎで「家を借りて暮らす」というささやかな夢を抱くようになった子供たちだったが、さらに過酷 な現実に襲われることになり…。

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