タイガー・ウッズに朗報!? 元ガールフレンドが提訴を取り下げ

泥沼は回避? タイガー・ウッズ(米国)の元ガールフレンド、エリカ・ハーマンさんは、昨年10月、タイガーの代理人と信託会社を相手取って米フロリダ州マーティン郡の第19裁判所にタイガーから“ハラスメント”を受けたなどとし3000万ドル(約42億円)の賠償を求め提訴していた。しかしこの度、その訴えを取り下げたことが分かった。米ニューヨークポスト誌が伝えている。
エリカさんは2017年からタイガーと交際。フロリダ州ジュピターにあるタイガーの自宅で同居もしていたが、昨年夏に破局した。その際には「住む保証がされていた家から追い出された」という。

交際が始まった17年8月に“秘密保持契約”(NDA)にエリカさんは署名をしていたが、その段階で「署名に強要があった」とも。そこでタイガーと結んだ秘密保持契約は無効とし「裁判で明らかにするべきだ」と主張をしていた。米国では22年12月に、セクハラなどがあった場合は“秘義務契約”の条項が強制力のないものにするための法案、『SPEAK OUT ACT』が可決されている。

しかし今年5月に同裁判所のエリザベス・メトガー裁判官は、「問題は裁判ではなく、私的な解決をするように」と仲裁を進言。タイガーにとって有利となる裁定を言い渡していた。エリカさんの代理人、ベンジャミン・ホダス氏は裁判所に「再考」を提出するとしていたが、6月29日に断念した。

タイガーは今年は四大メジャーへの出場を目標に掲げていたが、21年2月の自動車事故で負傷した右脚が悪化。4月の「マスターズ」最終日に途中棄権し、その後足底筋膜炎の手術を受け現在はリハビリの日々を過ごしている。20日に開幕するメジャー最終戦「全英オープン」(ロイヤルリバプールGC)にも出場していない。

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