昨季以上の躍進なるか…アーセナル主将ウーデゴーアが決意「勝利の文化を構築したい」

 アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが、新シーズンに向けた意気込みを語った。18日。イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えている。

 昨シーズンは19年ぶりのプレミアリーグ制覇こそ逃したものの、7年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得し、“名門復活”を強く印象付けたアーセナル。シーズン開幕前にキャプテンに就任したウーデゴーアは、公式戦45試合に出場しキャリアハイとなる15ゴールを記録するなど、チームの中心選手として大きな存在感を放った。

 クラブは今夏、来る2023-24シーズンでのさらなる躍進に向けて積極補強を敢行。推定総額2億800万ポンド(約377億円)を注ぎ込み、イングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツ、オランダ代表DFユリエン・ティンバーの3名を獲得した。確かな経験と実績を兼ね備える即戦力の加入を受け、ファン・サポーターが新シーズンに寄せる期待も日に日に高まっていることだろう。

 ウーデゴーアは最終盤の失速でタイトル獲得を逃した昨シーズンを「僕たちにとって厳しいものだったし、長期間リードしていたことを考えるととても苦痛だった」と振り返りつつ、「僕たちはそのことに上手く対処し、より強くなり、モチベーションを高め、さらなるハングリー精神を持って戻ってくる必要がある。昨年もやったことだし、それが唯一の方法だよ」と強調。その上で2023-24シーズンに向けた決意を次のように語った。

「すべての試合で同じような攻撃をできるようにしなくてはならない。僕たちはプレーする度に勝ちたいと思っている。それはプレシーズンでも、プレミアリーグでも、CLでも同じだ。勝利の文化を構築したいと思っているし、プレシーズンにはそれを実現するための大きなチャンスがある。僕たちがトレーニングで取り組んでいることだし、その文化を築き始めていると思う。ビッグチームと対戦するときだけでなく、毎試合でなければならないんだ」

「新しい契約と昨シーズンの成果によって、期待はさらに高まると思う。対処しなければならないことだけど、それもフットボールの一部だし、僕たちは全員プレッシャーを楽しめているよ。このまま順調にやっていければ良いと思う。今できることは、自分の仕事に集中し、毎日ハードワークし続けること。それこそが僕たちがやるべきことなんだ」

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