【モデルプレス＝2023/07/18】お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーが、18日放送の自身がパーソナリティを務めるTBSラジオ「バービーとおしんり研究所」（毎週火曜よる9時30分～）に出演。タレントのryuchell（りゅうちぇる）さんが12日、東京・渋谷区の事務所にて亡くなったことについてコメントした。
【写真】ryuchell、離婚後pecoと2ショット 涙する場面も
◆バービー、ryuchellさん追悼
同番組の「7月の月替わりパートナー」として、7月11日までの放送に出演していたryuchellさん。
この日の冒頭でバービーは「今月はね、マンスリーパートナーをryuchellが担当してくれてて」と切り出し、「本当にみんなが想像していなかったことに今なっちゃっています。既に放送された2回分は6月末に収録したものだったの。で、私たち『次の収録は7月13日の午前にしようね、3週目と4週目、ここで連続で録っちゃおうね』っていう風に約束をしていたんですけども、3回目の収録を果たすことができず、今こうやってお話するような形になっています」とコメント。
3週目の放送を楽しみにしていたリスナーを心配したバービーは、自身にも心配のDMなどが届いていると話し「私は大丈夫です。何とかね。大丈夫じゃないかもしれないんだけどね、まだ正直『悲しい』という感情が湧き出ていなくって、本当にあの時から時が止まったままっていうか、正直私はまだ信じていません。現実を受け止めていません」と心境を語った。
また、「どういう気持ちで話したら良いのかなって、自分でもわかっていないんだけど」と続けたバービーは、「感情を整理できていないっていうか、整理できることはないんだろうな、なんて思いながらも。勝手に使命感を感じてしまっていて『喋らせて欲しい』ってスタッフさんにお願いしちゃったの」と同番組でコメントをする時間を取った経緯を説明。
「最後のryuchellの声を届けた番組（だった）っていうのもあるんだけど、1週目、2週目聴いてくれた人ならわかると思うんだけど、すごくシンパシーを感じているんです。私だけかなって思ってたけど、たぶんryuchellも感じてくれてたんじゃないかなって思ってます」と思いを伝えた。
◆バービー「誰かに消費されたくない」思い語る
さらに、ryuchellと3週目でより深い話がしたかったと話したバービーは、「（ryuchellさんは）立場的にそうはいかなかったかもしれないと思うんだけど」とした上で「ポンコツやったって良いよな、別に。生きてるだけで良いよなって話を次会ったらしたかった。『こんなことあったんだけど、どう思う？』って話し合いたかった」と吐露。
ryuchellさんを巡って様々な憶測が飛び交っていることにも触れ「誹謗中傷のせいにされてるのが、私は1番悔しいです」と話すと、「本人がどう思ってたかとか本当のところはわからないんだろうけど」としつつ「これまでの長いスパンで見てきたryuchellの発言、発信を見てると、若い時はアンチの言葉をバネにもしてたと思う。そのような趣旨も言ってた。『新しい家族の形』を発信した後とかだったら、酷い言葉を言ってくる人たちには『かわいそうな人だから、私で良ければ受け止めたい』っていうようなことを言っていた」と回顧。
「だからryuchellの言葉は絶対に尊重してあげたいなと思っています。もちろんそういう言葉が心に入ってきてしまう、それが辛いって言ってたこともあったけど、でも絶対にその先を考えて慮って『私なら大丈夫だから』って趣旨の発信は一貫してた」と明かした。
その後、バービーは「誰かに消費されたくないし、利用してくんなって思っています」と思いを告白。「peco（ぺこ）ちゃんとお子さんにカメラを向けるのだけはやめて欲しい」と続け、「本当に報道各位の方たちよろしくお願いします」と呼び掛けた。
◆ryuchellさん、死去
ryuchellさんは、1995年9月29日生まれ、沖縄県出身。読者モデルとして活動する傍ら、アルバイト先のアパレル店で出会ったpecoと交際に発展し、2人でのバラエティ番組出演を通して注目を集めた。2016年にpecoとの結婚を発表し、2018年に長男・リンクくんが誕生。
2022年8月には、pecoが自身のInstagramにて「“夫”と“妻”、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました」と“新しい形の家族”となることを報告した。
そして、報道の2日前となる2023年7月10日には、自身のTwitterにて「おはちぇるぅ〜」といつも通りの文章でファンへ朝の挨拶をしていたryuchellさん。7日には七夕ということで「世の中が愛で溢れますように」と願い事を投稿するなど、1週間以内にも頻繁にSNSを更新していた。（modelpress編集部）
◆主な相談窓口
いのちの電話（一般社団法人 日本いのちの電話連盟）
ナビダイヤル：0570－783－556
午前10時～午後10時
フリーダイヤル：0120－783－556
毎日午後4時～同9時
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情報：MBSラジオ
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