鈴木亮平「エゴイスト」でライジングスター・アジア賞受賞 宮沢氷魚からも祝福コメント

【モデルプレス=2023/07/17】映画「エゴイスト」の主演を務めた俳優の鈴木亮平が、北米でもっとも由緒あるアジア系映画祭と称される「第22回ニューヨーク・アジアン映画祭 2023 授賞式」(New York Asian Film Festival/略してNYAFF)にて、ライジングスター・アジア賞(Rising Star Asia Awar)を受賞した。

【写真】鈴木亮平&宮沢氷魚、ベッドでキス

◆鈴木亮平「エゴイスト」でライジングスター・アジア賞受賞

同映画祭は、7月14日から30日までニューヨーク、リンカーン・センターで開催され、各国から60以上の作品が出品される。『エゴイスト』は世界的に注目度の高いアジア映画を紹介するStandouts部門に出品され、現地時間7月15日20時30分(日本時間7月16日あさ9時30分)よりリンカーン・センターにて行われた授賞式に、鈴木と松永大司監督が登壇した。

ライジングスター・アジア賞は、世界的にもっとも活躍が期待されるアジアの俳優に贈られる賞で、過去には香港、韓国、タイ、フィリピン等各国の人気俳優が受賞。日本人では池松壮亮、小松菜奈さん、綾野剛らが受賞している。

鈴木は、大河ドラマ「西郷どん」(2018)や「テセウスの船」(2020)に出演、『孤狼の血 LEVEL2』(2021)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめとする数々の賞を受賞、最近では映画『TOKYO MER~走る緊急救命室』のヒットも記憶に新しく、日本を代表する俳優のひとりとして活躍。なお、2013年には鈴木出演の『HK/変態仮面』がNYAFFにて観客賞を受賞している。

◆鈴木亮平、感極まる場面も

『エゴイスト』では恋人とその母へ愛情を注ぐゲイの主人公を演じた繊細な演技が高く評価された鈴木。上映後に行われたQ&Aにも鈴木と松永監督が登壇し、鈴木が流暢な英語で本作に出演を決めた思いや、LGBTQ+を題材にする上での本作の取り組み、LGBTQ+インクルーシブ・ディレクターとインティマシー・コレオグラファーの役割についてなどを語った。また、本作をきっかけにゲイであることを家族にカミングアウトした本作の出演者に触れ、感極まる場面も。

鈴木と松永監督はお互いが俳優・監督になる前からの知り合いで、その頃からいつか一緒に映画を作りたいという夢を語っていたことが実現したことにも触れ、満席の場内からは拍手が起こった。

また、北米での劇場公開が秋に決まったことについても改めて感謝。共演の宮沢氷魚からもお祝いコメントが到着した。(modelpress編集部)

◆鈴木亮平コメント

このようなすばらしい名誉ある賞をいただき、NYAFFに感謝します。ここ(ニューヨーク)に来ることができて本当に嬉しく思います。最初に来た時にすっかりこの街が好きになって、そして今でも大好きな街です。映画『エゴイスト』は自分にとって、とても特別な作品です。この映画に関わってくれたすべての人に、特に松永大司監督、共演の宮沢氷魚さん、阿川佐和子さんに感謝します。そして何よりも、原作者の高山真さんに感謝したいです、彼は亡くなってしまいましたので、この作品の完成を見届けていただくことはできませんでした。でもきっと今夜もどこかから見ていてくれると思います。

◆松永大司監督コメント

受賞本当におめでとうございます。『エゴイスト』は僕にとってもとても大切な映画になりました。今日このニューヨークという場所で、亮平とともに映画を上映できることを喜びに感じます。これからの活躍もさらに期待しています。

◆共演・宮沢氷魚コメント

ライジングスター・アジア賞受賞おめでとうございます。より多くの方に鈴木亮平さんの存在と映画『エゴイスト』が認められていることを心から嬉しく思います。亮平さんはこの先、間違いなく世界で活躍される俳優さんだと信じています。亮平さんに負けないくらい、僕も頑張りたいと思います。改めまして、受賞おめでとうございます。

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