メジャーリーグ・サッカー（MLS）に所属するインテル・マイアミは15日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの完全移籍加入を発表した。
今夏にパリ・サンジェルマン（PSG）を契約満了で退団し、去就に大きな注目が集まっていたメッシ。古巣バルセロナやアル・ヒラル（サウジアラビア）からの関心も報じられた中、先月にはインテル・マイアミ加入で合意に達したことが明らかに。メッシ自身も複数メディアの取材に対し、今夏のMLS行きを明言していた。
そして迎えた現地時間15日、インテル・マイアミはメッシの加入を遂に正式発表。契約期間は2025シーズン終了までの約2年半となっており、背番号はバルセロナ時代やアルゼンチン代表時と同じ「10」に決定した。なお、メッシは数日以内にチームに合流する予定となっている。
現在35歳のメッシは、2000年に母国アルゼンチンを離れてバルセロナの下部組織に入団し、2004年10月にトップチームデビューを果たした。その後は順調に出場機会を増やし攻撃の主軸に定着すると、クラブ歴代最多となる公式戦通算778試合に出場し672ゴールを記録。10度のラ・リーガ制覇、4度のチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトル獲得に大きく貢献した。
2021年にはバルセロナを契約満了で退団し、PSGへ完全移籍。加入当初は適応に苦戦したものの、徐々に本領を発揮し、在籍した2シーズンで公式戦通算75試合出場32ゴール35アシストという成績を残した。フランスの地では、合計3つのタイトルを獲得している。また、アルゼンチン代表としてもこれまでに174試合に出場し102ゴールをマーク。昨年開催されたFIFAワールドカップカタール2022では母国を悲願の世界一へ導いた。
インテル・マイアミ加入に際し、メッシはインテル・マイアミのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「インテル・マイアミ、そしてアメリカでキャリアの次のステップを始められることにとても興奮しているよ。これは素晴らしい機会であり、この美しいプロジェクトを共に構築し続けていきたいと思っている。僕たちが定めた目標を達成するために協力したいと思っているし、この新たなホームでチームを助けることを望んでいるよ」
【動画】メッシの新天地はMLSに！
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