今季最後のメジャー、全英オープンの賞金総額は史上最高額の約23億円に

12日、次週行われる今季男子メジャーの最終戦「全英オープン」(ロイヤル・リバプールGC、7月20~23日)を主催するR&Aが賞金総額を発表。セント・アンドリュース オールドコースで開催された昨年より18%アップし、総額1650万ドル(約22億8200万円)、優勝賞金は300万ドル(約4億1500万円)と、全英オープン史上の最高額となった。
R&Aのマーティン・スランバーズ会長は「われわれの目標は、このTHE OPENがゴルフ界の頂点でありつつけることで、賞金は2016年大会から約2倍に増額された。AIG女子オープン(全英女子)、アマチュアと幅広く格上げしていくことは我々の責務。ゴルフにとって長き未来に向かって非常に重要なことだと信じている」とコメントを発表した。
 
この増額により2位は170.8万ドル(約2億3600万円)、3位は109.5万ドル(約1億5100万円)と3位以内はいずれも100万ドル超えとなる。
 
今季は四大メジャーすべてで賞金がアップし最高額は「全米オープン」で総額2000万ドル(約27億6500万円)、優勝360万ドル(約4億9800万円)でウィンダム・クラーク(米国)が獲得。「マスターズ」は総額1800万ドル(約24億8800万円)で、優勝の324万ドル(約4億4800万円)はジョン・ラーム(スペイン)が獲得した。「全米プロゴルフ選手権」は総額1750万ドル(約24億1900万円)で、ブルックス・ケプカ(米国)が315万ドル(約4億3500万円)を得た。
 
昨年の全英覇者のキャメロン・スミス(オーストラリア)の優勝賞金は250万ドル(3億4600万円)。スミスはその後、LIVゴルフに移籍し22年9月のシカゴ大会、前週の7月7〜9日に開催されたロンドン大会で勝利した。ともに優勝賞金は400万ドル(約5億5300万円)を獲得している。(文・武川玲子=米国在住)

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