
インテルは12日、元スロベニア代表GKサミール・ハンダノヴィッチが契約満了に伴い、退団することを発表した。
現在38歳のハンダノヴィッチはウディネーゼやラツィオなどでのプレーを経て、2012年7月にインテルに加入した。2022-23シーズンはカメルーン代表GKアンドレ・オナナが加入した影響もあり、公式戦16試合の出場にとどまったものの、在籍11シーズンでは455試合の出場で166回のクリーンシート(無失点試合)を達成した。
クラブ通算の公式戦出場数では元コロンビア代表DFイバン・コルドバ氏に並んで歴代10位となったほか、セリエAの出場数も外国人選手では元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏(615試合)に続き歴代2位にランクイン。また、セリエAでは歴代最多となる32回のPKセーブも記録するなど、長年にわたって活躍を見せた。
2019年2月からキャプテンを務め、2020-21シーズンのスクデット獲得に貢献したほか、コッパ・イタリアで2回、スーペルコッパ・イタリアーナで2回のタイトルを獲得した。
また、インテルは同日に2021年7月に復帰を果たし、昨シーズンのセリエA最終節に途中出場した下部組織出身である現在40歳のイタリア人GKアレックス・コルダスの退団も発表している。