ブライトンMFカイセド、移籍噂のチェルシーに言及「ノーとは言えない」

 ブライトンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセドが、関心が寄せられているチェルシーについて言及した。11日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 今冬の移籍市場からビッグクラブへの移籍が噂されているカイセドは今夏のブライトン退団が濃厚と見られており、チェルシーに加入することが予想されている。すでに先月にはチェルシーと個人条件で合意したことが報じられているものの、クラブ間での交渉は難航していることが明らかになっている。

 当初、総額8000万ポンド(約145億円)程度で合意に達すると見られていたものの、アーセナルがウェストハムからイングランド代表MFデクラン・ライスを総額1億500万ポンド(約190億円)で獲得することで合意したことが報じられていることを受け、ブライトンがカイセドにも1億ポンド(約181億円)の移籍金を要求し始めたことで交渉はなかなか進展していない。

 それでも、カイセドはチェルシーへの移籍を希望していることもあり、チェルシーとしては当初想定していた金額でブライトンが売却に応じることを期待していることが伝えられており、動向には注目が集まっている。

 そんななか、エクアドルの国営テレビネットワークでジャーナリストを務めるマリア・ホセ・フローレスさんにチェルシー移籍について聞かれたカイセドは「ビッグチームであることは事実だ。とても歴史のあるチームで、(加入に)ノーと言うことはできない。なぜなら、とてもビッグで、歴史があり、美しいチームだからだ。街も美しいし、すべてが美しいね」と好意的な印象を抱いていることを明かした。

 そして、チェルシーからの関心が伝えられている状況については「自分のことを話題にされたくない人なんているのだろうか?」と語りながら、「対処法はわかっている。感情には流されたくないと思っている。今のところは家族と楽しい時間を過ごしている。プレッシャーはあるけど、落ち着いているよ。神がどのように決断するか待っている。僕にとって何が最善かは彼が知っている」と動向を見守っていくしかないことを強調した。

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