秘密が続々!? 公聴会で明らかになった書類には…タイガーとマキロイがチームキャプテン!アルルマヤン会長はオーガスタのメンバーに?

11日はゴルフ界にとって騒々しい一日となった。米国上院の小委員会はこれまで米PGAツアー、DPワールド(欧州)ツアー、PIF(サウジアラビアの政府系ファウンド)が話し合ってきた多くの書類を公表した。
書類は3者のトップクラスが交わしたEメール、テキストメッセージを含み、6月6日に米PGAツアーのジェイ・モナハン会長、PIFのヤシル・アルルマヤン会長が揃って衝撃の合意の骨組みを発表するまで、水面下でどれほど交渉が続けられていたかが明らかになった。

PIFはチーム戦を続けるに当たって、タイガー・ウッズ(米国)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)がキャプテンを務めるチームを結成し、LIVゴルフに10大会出場することを要請した。

またアルルマヤン会長は、オーガスタ・ナショナルGCのメンバーを受け取ること、さらにR&Aのメンバーになることも要求したという。これらは話し合いの中に組み込まれただけで実現はしていない。

話し合われていた内容はタイトルに「両者にとってベストのもの」と題され、LIVゴルフの選手が米PGAツアーの出場資格を取り戻すこと、世界ランキングポイントを獲得すること、メジャー大会への出場、またライダーカップ、プレジデンツカップへの出場も可能にすることが記載されていた。

その他にはLIVゴルフのチームブランドは継続されること、少なくともPGAツアーの“格上げ大会”をサウジアラビアの国有石油会社の“アラムコ”、もしくはPIFの名前で開催し、一大会はサウジアラビアで開催するなど詳細が話し合われていた。

また文書には、発表前夜の6月5日にツアーオフィシャルへの通達のメールが送信、さらに6月6日、米国東海岸時間の午前10時に米CNBC放送で放映されたモナハン会長、アルルマヤン会長の発表は午前8時に収録、その後午前9時にはモナハン会長が電話で誰に直接伝えるかのリストがあり、タイガーとマキロイの名前も記されていた。

11日の公聴会にはモナハン会長、アルルマヤン会長は出席せず、また同じく召喚されていたノーマンの姿もなかった。(文・武川玲子=米国在住)

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