「どうする家康」眞栄田郷敦「精一杯の勝頼を演じられた」家康の敵・初大河で感じた思い

【モデルプレス=2023/07/09】俳優の眞栄田郷敦が、9日に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)の第26回について、コメントを寄せた。

【写真】眞栄田郷敦「どうする家康」で家康の敵!圧巻の殺陣

◆松本潤主演「どうする家康」

今作は、希代のストーリーテラー・古沢良太氏が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描いた、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント作品。

国を失い、父を亡くし、母と離れ、心に傷を抱えた孤独な少年・竹千代(のちの家康)が、三河武士の熱意に動かされ、織田信長、武田信玄という化け物が割拠する乱世に飛び込み、死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく。

嵐の松本潤が家康役を演じるほか、信長役に岡田准一、家康の妻である瀬名(築山殿)役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、信玄役に阿部寛らが出演する。

◆眞栄田郷敦、勝頼の最期に思い語る

大河ドラマ初出演となる眞栄田が演じたのは、信玄の若き後継者・武田勝頼。幼いころから父・信玄に厳しく育てられた強靭な体力と精神の持ち主。父の知略・軍略の才も受け継ぎ、武田家史上最大まで領地を広げる。三方ヶ原の戦いで壊滅的な打撃を負わせた徳川を、さらに追い詰める。

第26回では、勝頼の最期を迎え、眞栄田は「勝頼は四男で、そもそもは自分が武田家を継ぐと思っていなかった人。上の3人が亡くなったり出家したりで自分の順番が回ってきたので、武田家を継ぐということに対して、複雑な思いもあったのかなと思います。そんな中、偉大な父・信玄から掛けられた『そなたは、わしのすべてを注ぎ込んだ至高の逸材じゃ』という言葉。自信になったでしょうし、父亡き後もずっと心の支えにしていただろうと想像しました」とコメント。

「父からは『わしの真似をするな。そなたの世を作れ。そなたの器量はこのわしをはるかに凌ぐ』という言葉も貰いましたが、勝頼はきっと、生涯父のことは意識し続けていただろうと思います。そんな自分からやっと変わることが出来たのが、第26回 勝頼のラストシーンだったのかなと。信じて付いてきてくれた仲間を逃がしても、自分は戦い抜いて散ると覚悟を決め、『我こそは、武田四郎勝頼である』と言って敵に立ち向かっていくシーン。最後の最後は、自信を持ち、戦を楽しみ、父を意識するのではなく一人の武将として生き、勝頼の道を突き進むことができたのかなと思っています」と分析。

そして「最期のシーンは監督とも話をして何度か変わりましたが、良い形になったかなと思っています」と語った。

◆眞栄田郷敦「精一杯の勝頼を演じられた」

また、無事クランクアップした心境について「ご一緒する先輩方が素晴らしい役者さんばかりで緊張もありましたが、自分がやるべきことは、家康にとって大きな敵として存在することだと思っていたので、とにかくそこを意識してきました。武田家を継ぐ者として、他の武将に負けない何かを出せたらというのは常々思いながらここまでやってきて、視聴者の皆さんにどうご覧頂いたかは分かりませんが、今の自分にできる精一杯の勝頼を演じられたかなと思っています」と真摯な思いを明かした眞栄田。

「初めての時代劇という面では、所作や殺陣の稽古を重ね、本番でも先輩方をみて学ばせて頂きましたが、所作や身体の動かし方も現代劇とは全然違っていて。自分の引き出しの少なさに反省しておりますが、自分の課題も見つかり、この作品に参加出来て良かったなと思っています。今後時代劇に挑戦できた際は、今作の自分を超えられるよう努めます」と伝えた。(modelpress編集部)

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