少年忍者・川崎皇輝、ドラマ単独初主演は「怖かった」特殊撮影の裏側・メンバーの反応明かす<拝啓、奇妙なお隣さま>

【モデルプレス=2023/07/09】少年忍者/ジャニーズJr.の川崎皇輝(※「崎」は正式には「たつさき」)が、このほど都内で行われたテレビ朝日新人シナリオ大賞スペシャルドラマ『拝啓、奇妙なお隣さま』(7月15日深夜0時~※一部地域を除く)の囲み取材に出席。ドラマ単独初主演を務めた心境や撮影を振り返った。

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◆少年忍者・川崎皇輝、主演としての恐怖明かす

同作でドラマ単独初主演を務める川崎。本作では、昏睡状態となって入院した男子高校生・山本陸を演じる。

ドラマ単独初主演について改めて心境を聞かれた川崎は「主演でやらせていただくことはやっぱり嬉しかった。お声がけいただいたことがまず嬉しかったです」と即答。

台本の印象については「本当に良い作品で設定自体はかなり特殊、『どうやって撮るんだろう』というのが第一印象。台本を読んでいって、人の死、別れ、悲しい部分、それに直面する家族の描写がしっかりあって、声が届かない側の気持ちの描写はこれまでの作品で描けない部分だと感じました。残される側の気持ちは描きようがありますが、苦しんでいる家族を見ている側が思いを語り、(家族からの)一方通行の会話を聞いているのは、この作品じゃないと描けないなと思いました」と力強く語った。

また、「おやじギャクが全編を通して出てくるのですが、そういったコメディーチックで明るい描写がある一方で、別れの切なさも描かれていて、その塩梅が本当に絶妙で!この描写の仕方がマジですごいなと思って読んでいて」と台本の素晴らしさに感嘆した様子を見せた川崎。

「衣装合わせで共演者の方を聞いて、『これは本当に僕次第でこの作品が変わっちゃう!』と主演としての責任もすごく感じて本当に怖かったし、プレッシャーでした」と打ち明け、「共演者の方のお芝居は間違いない、台本も感動するものになっている、後は主演次第っていう場が揃っちゃっているからこそ緊張しました。完成したものはまだ見られていないですが、実際に見てうまく出来上がっていたらいいなと思います」と取材中、本音をこぼした。

主演として意識していたことはあるかと聞かれると「主演として何をしたら良いのか考える余裕は正直なかった」と吐露。「ただ、仲の良い(ジャニーズJr.の)大東(立樹)がいて、共演者の方も多い現場ではなかったので、皆さんと控室で過ごし、現場でお話しすることが多かったです。若いキャストさんもいらっしゃったので、結構自分から話しかけにいきました」と振り返った。

現場での自身の振る舞いについては「勇気を持って話しかけるのが好きで、今回は撮影期間が1週間程でしたが、ドラマの現場では長くご一緒するので、バラエティー番組でもそうですが、早めに仲良くなりたい、お話したいという思いは基本的にあります。その考えそのままに声をかけていました」と話した。

◆少年忍者・川崎皇輝、主演を知ったきっかけ・メンバーの反応は?

主演を知ったきっかけの質問には「ドラマの仕事が入ったと伝えられ、大学のスケジュールなど含め撮影スケジュールが大丈夫か聞かれました。その後、第何稿かをもらった中で、開いたら最初に名前があって『俺の名前ここなんだ!』ってびっくりして」と台本を受け取り、自身が主演だと理解したと回答。

台本を開いたのは帝国劇場の楽屋だったといい、「開いて思わず、声出ましたもん!(メンバーの)ヴァサイェガ渉と同じ楽屋だったんですけど、『どうした?』って聞かれて『主演だった』って報告はしました」と当時の様子を振り返った。

他のメンバーには、徐々に話して伝わっていった一方で、情報解禁のネットニュースを見て知ったメンバーもいたようで「主演なの?」と驚きの会話や連絡があったという。「もしかたら人数多すぎて、まだ知らないメンバーいるかもしれないです(笑)」と冗談交じりに話し、和やかな雰囲気に包まれる場面もあった。

また、メンバーの久保廉から「『主演おめでとうございます!撮影頑張ってください』って連絡がきたんですけど、ドラマを撮っていることもあまり知られていなくて『あ、ごめん。もう全部撮影終わってる』なんていう会話もありました」と、21人のメンバーで構成されているグループらしく、スケジュールの共有や連絡手段が別れていることもあり、このような状況が生まれたとお茶目に話した。

◆少年忍者・川崎皇輝、演じる役柄を分析

役柄については「色んな役がある中ですごく素朴で普通な子」と分析。「メンバーからは最近『意外と変わってるよ』と言われることもあるのですが、僕的には自分に特徴があるわけではないと思っているので、そういう面で近いものがあり、素で演じることができた」といい、「今までの役が毒を盛ったり、人のことをトンカチで叩いたり…そういうのが多かったのでそれと比べるとだいぶ素でやらせていただきましたね(笑)」と演じる前は悩むことなく、自然と役に入ることができたと語った。

また「陸はコミュニケーション力が高そう」とも。「ドラマの中では会話できるのが2人だけという特殊な環境ではありますが、“お隣さん”と打ち解けるのが早い。コミュニケーションを取るのが上手だなと思い、見習いたいです」と願望を口にしつつ、「(日常で)年上の方とお話しすることはあるので、近いものは感じました」と病室での2人の心の声で繰り広げられる会話劇の撮影を思い出しながら、笑顔を見せた。

撮影について、川崎は「本当に撮影が特殊。オンエアが楽しみで、編集してどうなるか想像がつかない。グリーンバックも多く、病院のセットにスタッフさんが全力でグリーンバックを準備していました」と回顧。

役柄で悩むことはなかったが「色々とやったことのない撮影方法への苦労はありました。どう編集されているのか楽しみ。1週間程の撮影でしたが、どんどん撮影が効率化されていってさすがだな、すごいなと日々撮影に臨んでいました」と振り返った。

◆少年忍者・川崎皇輝、ファンからの反響を実感

情報解禁時に、自身の個人名がTwitter上でトレンド入りしていたことも目にしていたといい「個人名で最高記録だったんじゃないかな(笑)。喜んでくれていることを本当に実感しました。皆さんが喜んでくださっている反響を見て、すごく嬉しかった」と満面の笑みを浮かべた川崎。

「こういった情報解禁って絶妙に早朝ですよね(笑)?早朝に知ってくださる方もいれば、お昼頃に知る方もいる。皆さんの生活が伺えるな~と思いながら、トレンドが伸びたり、情報がじわじわ拡散されたりと喜んでくださっていることが嬉しかった。ドラマ単独主演も初めてですし、貴重な機会をいただけたなと。ぜひ、そのまま楽しみにしていてください」とファンや視聴者へ呼びかけた。

◆少年忍者・川崎皇輝、TOKIO松岡昌宏&NEWS小山慶一郎に連絡を宣言

本作の撮影をするにあたって、メンバーや先輩に相談することはなかったといい、「意外と先輩にご報告とかはしていなかったですね…しなきゃいけないですね!早急に送ります」と苦笑い。

普段から交流があるというNEWSの小山慶一郎と6月18日に生出演していたラジオ番組『松岡昌宏の彩り埼先端 増刊号』(FM NACK5/12時55分~15時55分)で共演したTOKIOの松岡昌宏の名をあげ、「追って放送日時をはっきりお知らせしたいと思います」と宣言していた。

取材中、記者からの質問に真摯に答え、丁寧に言葉を紡いでいた川崎。優しくも真っ直ぐな眼差しからは静かなる闘志が感じられ、グループ活動時とは一味違う役者としての新たな一面に期待が高まる。

◆少年忍者・川崎皇輝主演「拝啓、奇妙なお隣さま」

2022年、史上最年少22歳(※当時)で第22回大賞に選出された若杉栞南さんの作品『拝啓、奇妙なお隣さま』は陸が、同じ病室に入院中の患者=“お隣さん”2人と意識の中で会話を繰り広げていく物語。世代も立場も異なる3人の“心の交流”、そして彼らを思う家族のドラマが瑞々しい感性によって繊細に描かれる。

やがて、陸が昏睡状態になった事故には、衝撃の真相が隠されていることが明らかに。病室で起きた奇跡のような出会いを通し、“生きることとは?”“家族とは?”をやさしく問いかけていく。

また、陸と同室の患者の息子・桑部佑太役で、大東が参加。ベッドに横たわっての演技がメインの川崎とは対照的に、サッカーに熱中する高校生という“動”の役柄を担う大東は、メイクで“日焼け肌”に変身し、本作へ臨んだ。(modelpress編集部)

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