ミランがプリシッチ獲得へ“2度目のオファー”を提示! 移籍へ大きく前進か

 チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチに、ミランが2度目のオファーを提示したようだ。5日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 現在24歳のプリシッチは、ドルトムントの下部組織出身で2016年にトップチームデビュ-を果たすと、2019年冬にチェルシーへ完全移籍で加入し、約半年間のレンタル移籍を経て2019-20シーズン開幕から同クラブの一員としてプレー。同シーズンにはクラブ史上最年少でのハットトリックを記録するなど活躍したが、2022-23シーズンはリーグ戦24試合の出場で1ゴール1アシストを記録するにとどまった。

 クラブとの契約が2024年6月までとなっているプリシッチは、今夏での移籍を希望しているとされ、チェルシー側も来夏のフリー移籍を避けるために売却を容認していると報じられている。多くのクラブから注目を集める同選手だが、セリエAのミランとは個人的条件で合意に至ったとも伝えられており、同クラブはチェルシーに対し、1400万ユーロ(約22億円)のオファーを提示。しかし、チェルシーは2500万ユーロ(約39億円)を要求しているため交渉は決裂していた。

 一方でリヨンが要求額を満たす2500万ユーロのオファーを提示したと報じられるなど、争奪戦が繰り広げられており、ミラン側も前回時から増額した2度目のオファーを出した模様。内容は2200万ユーロ(約34億円)で、チェルシーの希望額にはわずかに届かないものの、選手本人がフランス行きを拒否しているため、交渉は有利に進むと見られている。

 過去にはフランス代表FWオリヴィエ・ジルーやフランス人MFティエムエ・バカヨコ、今夏ではイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークなど、両クラブ間では多くの取引が行われてきたが、プリシッチの移籍も実現するのだろうか。

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