ツアー通算7勝の吉田弓美子が失格　クラブ超過しスタート、その後の対応に不備

＜ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ　初日◇6日◇真駒内カントリークラブ 空沼コース（北海道）◇6420ヤード・パー72＞

ツアー通算7勝の吉田弓美子が、大会第1ラウンドのスタートから間もなくして『規則4.1c(1)クラブをプレーから除外するための手続き』で失格となった。
午前7時に10番スタートの第1組からスタートした吉田は、11番の2打目地点でクラブ超過に気づき、12番ティで競技委員を呼んだ。ただ気づいた時点で、同伴競技者に不使用のクラブを伝える必要があり、それを怠ったための失格となった。なお、もし同伴競技者に伝えていれば、4打罰は科されたものの失格にはならなかったとみられる。

■ゴルフ規則4.1c　クラブをプレーから除外するための手続き（抜粋・要約）
(1) プレーヤーがラウンド中に14本を超えるクラブを持っていた、または他のプレーヤーのクラブでストロークを行ったことに対して、規則4.1b（14本を超えるクラブを持ってスタートすることなど）に違反していることに気づいた場合、プレーヤーはプレーから除外する各クラブを明確に示す行動をすぐにとらなければならない。